38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葱苗、ほぼ仕上がり。

2009年07月05日 | 農と暮らしの日記
春に播いた葱の苗が定植適期を迎えている。
太さが塗り箸くらいになったら、というのがよく言われる目安。ここの葱苗は就農以来でいちばんきれいにできているように思う。苗そのものもいいし、草の管理がうまくいって(というか、草そのものが少なかったのが大きい)、いつもなら、移植のために苗をとると「草からの脱出」という感じでほっとするのだが、こんなに畑がきれいだと、このままずっとここに置いておきたくなるくらい(ダメ、ダメ)。

が、しかし。
今年の葱苗全般がいいのかというと、事態はまったく逆である。この畑のはいいけれど、あとは発芽そのものがダメ、発芽しても草に負けている、など、ものになっていないのである。写真の苗床の苗では例年の量が確保できていないので、今年は秋口は貴重な太葱には手をつけず、これから播く葉葱(小葱、中葱)で乗り切ろうと考えている。が、それは初めての試みなので、うまくいくかどうか。



日曜、予報は曇りだが、朝から降った。
朝:6時から荷造り、市街出荷、戻って朝ごはん。
午前:7時半から町内の「夏祈祷」。引っ越してきて初めての夏なので、これも当然初めて。前の町内では1月に「お般若はん」(般若入れ)というのでやっていたのと同じもののようで、お寺で借りてきた担ぎ籠?(木箱に担き棒を1本通したもの)これに「お般若はん」が載っているのだろうか)2台を前後ろ2人ずつで担いで町内の家々を順にまわり、その家の人たちは玄関の中でその下をくぐるというもの。前の町内では、籠がときには家の中にまで上がり込んでいたが、今日は玄関、あるいは土間だけ。途中、雨が本降りになりながら、約2時間で終了。

10時から、市街で「歯と食の学習会」。
薫だけが出かける予定だったのだが、折悪しく(折良く?)雨なので僕も参加することに。渚はバレーボール、真は休みでこちらに同行。市内の歯科医の先生の話はとても勉強になった。健康な歯にとっても、やはり穀類・豆類を中心とした食生活が大切だという。歯磨きだけでは虫歯や歯周病は予防できない、根本は食生活、生活習慣から。歯科医は虫歯や歯周病を治すことはできない、治る方向にギアを入れるところまでで、あとは本当に治るような環境に本人がしていくかどうか。健康なからだを作れるかどうかは本人の気づき次第、ということ。12時すぎ終了、戻って昼ごはん。

午後:15時頃から病気のトマトの撤去。
毎年トマトは病気が出て収穫途中でダメになってしまうが、今年もまた。梅雨のあいだにここまでひどくなるのは、いままでで最も早い。トマト全体の1/3ほどを根から抜いて処分。残りの健康な株にはなんとか8月上旬頃まではもちこたえてほしい。明朝分の一部収穫をして、18時戻り。19時頃から晩ごはん。



来週日曜までの週間予報は太陽のマークがまったくなし。
といって、傘マークもちらほら。まさにこれが梅雨空なのだろう。いつ降ってもおかしくない。いま蛙が鳴き始めた。また降り出したのかもしれない。
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