38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

秋冬の定植、ようやく。

2006年09月19日 | 農と暮らしの日記
ようやく秋冬野菜の定植を開始。
予定よりかなり遅れてしまったけれど、今日は写真の白菜を約200株、キャベツを約100株だけ植えた。台風の雨で、すぐに植え付けができる場所が限られていたので。いずれも苗は8月下旬に播いて育てていたもので、白菜は本葉が5~6枚、キャベツは4~5枚、さて寒くなる前にどれくらい巻いてくれるか。かなり不安。その前に虫もかなり心配なので、植え付け後すぐに寒冷紗でトンネルをかけた。どのみち土の中にいるのが湧いてくるのだろうけど。

いま畑にある秋冬ものはだいたい以下の通り。
上記のキャベツ、白菜のほか、人参、大根、蕪、小松菜、春菊、葱、チンゲン菜、ちぢみ菜、パクチョイなど。芽が出たばかりのもの、本葉が少し伸び始めているものなど、どれもまだよちよち歩きの段階。その他、苗づくりをしているものはタアサイ、たか菜、京菜、レタスなど。それから、春夏に植えた里芋、薩摩芋も忘れてはいけない。

今日は出荷がないので終日、畑しごと。
午後はトラクタと管理機で明日以降の定植の場所をつくる。冬を前に、あとひと月で播いたり植えたりは完了しなければいけないのだが、地こしらえが追いつかない。春作のあとの草刈りさえできていない畑を遠目に見つつ、しかし、目の前のものをひとつずつ片付けるのも大切。

作業中ずっと、小学校から運動会の練習の声が聞こえる。
秋の一大イベント、当地では昔ながらに”ピシッ”とやるものらしく、入退場はもちろん、得点発表と表彰式の練習もやっているのが懐かしい。週末まで晴れが続きそうなので、今週はピシッとした練習の声をBGMにピシッと畑しごとを進めよう。そして、日曜日は晴れ晴れと応援に行くのだ。
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2 コメント

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Unknown (水田祐助)
2006-09-20 00:07:46
毎日の更新、すごいです。まだスタートしたばかりなのに野菜のレベルが高いと思います。ボクが農業をスタートしたのは36才の末でした。藤田さんのスタートは決して遅くはなく、早いくらいだと思います。1日の更新量が多いのでなかなかさかのぼって読むことができませんが、最近の更新の中から一つ二つコメントさせて頂きます。

レタスは8月20日前後に、毎年ニンジンと同じ日にニンジンの隣の畝に苗床を作ってばら撒きしますが、それでたいてい発芽します。冷蔵庫で芽だしなどしたことはありません。ただし、夕立避けに籾殻かクン炭(焼きすくも)を必ずふっています。その上からトンネル状に白か黒の寒冷紗を日除けにかぶせれば発芽すると思います。

その他、ニンジンと同一日にするのが、ツルナシインゲンの種蒔き、秋ジャガイモの芽だしです。

野菜を包むのはすべて新聞紙を利用しています。近くの新聞販売所へ行けば、「新品」の新聞紙の予備がありますので、いくらでも新品をくれると思います。

宅急便の箱についてはボクの9月16日のブログで詳しく書きました。よければ参考にしてみてください。

9月の出荷は

1類 タマネギ ジャガイモ

2類 キュウリ ナスビ ピーマン オクラ

3類 ナンキン トウガン ニガウリ

4類 エンサイ ツルムラサキ 青シソ

青シソは案外喜ばれます。見かけによらず強く日持ちがします。トウガンもナンキンと同じくらい便利で重宝しています。オクラは株間30センチで1箇所3~4本仕立てですが、1箇所2本仕立てより、できがよいように思います。

ではまた。

水田祐助

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Unknown (藤田敏)
2006-09-20 20:24:53
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。今日9/20の記事に、「あめんぼ通信」(ブログ)を紹介させていただきました。



研修を約10か月したとはいえ、自分の畑を自分の手でやりくりするのは、本当に初めてのことばかりでわからないことだらけ、恥ずかしながら、あてずっぽうにすることも多い毎日です。水田さんのブログでは教科書のような本には書かれていないことをたくさん学ぶことができます。地理的に近く、播きどきなど気象の影響することも参考になります。



今後ともよろしくお願いします。

いつか、畑におじゃましたいと思っています。
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