38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

梅雨らしい、夜の雨。

2009年06月23日 | 農と暮らしの日記
収穫が始まっている莢隠元(さやいんげん)。
これは「蔓(つる)あり」「丸莢」の品種。莢いんげんを大きく分けると、蔓の有無(背丈ほどのネットを張る必要があるかどうか)と、莢のかたちが丸いか平べったいか。ということは2×2=4種類あることになる。「蔓あり丸莢」「蔓あり平莢」「蔓なし丸莢」「蔓なし平莢」。藤田家族の畑にもこの4種類すべてがある。

蔓の有無は収穫期間の違い。
蔓なしは1株あたりの収量が少なく、ということは期間も短い。蔓ありの品種だと、どんどん蔓を伸ばしては花を咲かせて実をつけるわけだから、収穫期間は長く、全体の収量も多い。

莢のかたちはというと。
丸莢のほうが隠元らしいかもしれない。茹でて胡麻和えが定番の味わい方。一方、平莢はラタトュイユなどの煮込み系の料理に合う。莢隠元は豆より莢を楽しむ野菜と思うけれど、平莢の隠元は豆がボコボコっと太っているほうがボリュームがあって食べ甲斐がある気がする。丸莢のは逆に、中の豆の存在を感じさせないすっきりした若莢のほうが上品で歓迎されるようだ。



野菜セットの多い火曜日。昨夜の雨は未明にあがって、午前中は快晴。
朝:5時から収穫約1時間半、戻ってごはん。
午前:追加の収穫1時間、セット荷作り、12時前から新居浜方面の配達。ついでに新居浜の警察署で免許証更新の講習、写真撮影など。14時戻り。遅い昼ごはん。
午後:机しごとちょっとして、15時半頃から胡瓜の追加播き。トラクタ耕耘してから播種は手作業。半分は蔓性、半分は地這いの品種。

夕方:17時頃から小雨が降り始める。
葱苗の除草と中耕を手作業で約1時間半ほど。本降りになる。ようやく本当の梅雨入りのようだ。今日も日中は昨夜のせっかくの雨が帳消しになるような強い陽射しと高温だった。トラクタが普通に使える。19時前あがり。薫はバレーの当番で、20時ごろ渚、真と一緒に帰ってくる。

夜、いま21時台で、雨が降り続いている。
明日も午前中くらい降り続くか、あるいは降らなくても照らないだけでもいい。



<本日の野菜セット>例
人参、新じゃが1~2種類、キャベツ、トマト(ミニ、中玉、大玉)、いんげん(平莢と丸莢)、枝豆(茶豆)、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、ズッキーニ、やや辛とうがらし、小さい茄子、にんにく・島にんにく、などから。
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