38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

刺身はこれ、熊本地震1か月。

2016年05月14日 | 農と暮らしの日記
昨日の刺身の正体はこれ。
50cmくらいか。同じ店で以前、どこかのじいさんがこれの入ったトロ箱を指さし、「これ、買う」。すると奥さんが「こなんもん、どうすん?」。おじいちゃん、「刺身よ」。「こななん、刺身になるかね(ならないよ)」。「いや、買う」。しばらく押し問答があった末に奥さん根負け、「ほんなら、買わんかい」。

実はそのとき、僕もこれを買おうかどうかと迷っていたのだ。
1箱しかなく、先を越されて残念無念。

その晩、おふたりの食卓はどうなっただろう。
旨い刺身がてんこ盛りで、おじいちゃん満足、というところまではまず間違いない。
奥さんが気に入ったかどうかは微妙だけど。

刺身になってしまえば、言わなきゃ大概わからない。
特別「こりゃ、旨い!」というわけでもないけど、臭みはなし。まあ税込162円なら十分だろう。
今日は残りの片身を醤油漬けにしておいたのをまたたっぷり食べた。
で、アラはまたソテーか何かにするのだ。

というわけで、答えは「鯔(ぼら)」。
このサイズだと、「とどのつまり」の「とど」かもしれない。



土曜、晴れのち午後はやや薄曇り。
朝ごはんは、竹輪と青梗菜と玉葱を炒めたの、焼き海苔。

午前:ズッキーニ第2組の定植、いんげんの支柱・網張りの残り2分の1列も完了、耕耘あちこち。
昼ごはんは、スパゲティ・ナポリタン、おにぎり、レタスと千切り大根のサラダ。

午後:胡瓜の支柱と網張り2分の1列、レタス類の定植、豆類の収穫。
晩ごはんは、鯔(ぼら)の醤油漬け、鶏・玉葱・豌豆・赤空豆のオーブン焼き、千切り大根と若布のサラダ、味噌汁。



熊本地震の最初の揺れから1か月。
日ごと当事者以外の危機感は薄れてくる。それも仕方ないし、地震のことばかり考えてもいられない。
それでも、遠ざかる恐怖心を折々に手繰り寄せ、身も心も備えを重ねていかなければ。
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2 コメント

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魚を捌く (H2)
2016-05-18 20:46:34
刺身になったボラは時々買うことがあって見た目が似ていたので、ボラかなぁとは予想してました。でもボラを丸ごと売っているのは見た記憶がありません。いいですね、そういうのが手に入るのって。売ってるボラは臭みもないし。秋にはサンマの刺身はよく作ってますが、もう少し大きな魚も試してみたいところです。
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Unknown (藤田 敏)
2016-05-26 15:39:32
刺身も売ってるんですね。この辺では見かけません。
秋刀魚の刺身は久しく食べてませんが、あれは旨いですね。
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