38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

空梅雨一転、台風接近。

2013年06月09日 | 農と暮らしの日記
昨日、真が掘り上げてくれた晩生種の玉葱。
本当はそのまま2~3日、畑の上でいわゆる「地干し」をしてから取り込む予定だったのだけれど、今朝起きてみたらいまにも降り出しそうな曇り空で、天気予報も曇り時々雨。昨日まではこの先1週間以上は晴れ続きで雨は降らないような予報だったのに。
朝の出荷帰りに急いでコンテナに収納し、持ち帰ってとりあえず温室内に広げたのがこの写真。

この品種は晩生ながら夏越しが難しいという。
その代わりに大玉になるのが利点だから、吊り玉貯蔵は考えず、葉を切り落としてコンテナに収納し、早めにどんどん出荷してしまう方向で考えている。ただ、玉葱は年中喜ばれるので、できるだけ小出しにして長々にセットに入れたくなるのが人情だ。急いで食べたほうがおいしい朝採りの果菜類が多い夏のセットに玉葱などの根菜類が適量入っていると、お客さんもほっとすると思う。傷みが出てきて秀品出荷率が下がる前に確実に「お金」に換えてしまうのも得策ではあるが、使い勝手のよい品揃えを続けていくことで野菜セットの利点を実感し続けてもらうこともまた大切なこと。
目先の金勘定だけでは割り切れないのが「提携」型の難しさであり、おもしろさでもある気がする。



日曜、予報が変わり、曇りで昼前から夕方まで小雨。
朝:またゆっくり起床、6時半頃からごはん。
昨日畑から片付けてきた寒冷紗を薫に手伝ってもらい、倉庫の2階(天井)に運び上げて収納。フジグラン西条には7時半過ぎに出荷。
帰りに畑に寄り、上記のとおり玉葱の取り込み。

午前:小麦の収穫に着手、雨が降り始めて途中まで。
同じ畑の草刈り、本降りになってきたのでトラクタのロータリ爪の交換。

午後:爪の交換の続き。
携帯ラジオはNHK「今日は一日○○三昧」でローリング・ストーンズの特集。僕はほとんどストーンズを聴いておらず、アナログのLP「beggars banquet」を持っているだけなので、新鮮味をもって、よいなよいなと耳を傾ける。

15時頃から新しい爪で畑の耕耘。
やはり馬力が違う。いや、馬力は同じエンジンだから違わないのだけど、そういう感じ。

夕方:明朝出荷分の収穫。
途中で雨があがり、レインスーツの上着を脱ぐ。
18時頃から、ゆうき生協地区会の机しごと。

夜:19時半から飯盛会の倉庫会議室で打合せ。
さつま芋オーナー植え付けの段取りその他について。
21時過ぎに終了、帰宅して晩ごはん。



台風3号が水曜、木曜あたりに四国地方に接近しそうだという。
いまの予想針路だと豊後水道を抜けるかたちなので、そうなれば、勢力が弱いとしても雨風は強くなりそう。そして、しばらくは雨がちの天気が続き、畑の作業はひと休みになる。植えるもの、播くもの、片付けるもの、草とり待ったなしのもの、あれこれあるけど、梅雨の時期は焦っても仕方がない。5月からずっと記録的な乾燥なのだから、まずは、雨は大歓迎。
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