38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葉もの順調、夜は宴会。

2010年10月23日 | 農と暮らしの日記
今日収穫した小松菜とほうれん草。
どちらもちょうどひと月前、あの「季節の大転換」の前夜、中秋の9月22日に播いたもので、小松菜はいまがまさに仕上がりの時、一方のほうれん草はこれが初収穫で、まだまだ若い。小松菜の旬は短く、とくに生育の早いこの時期はかなり若い段階からどんどんとらないとすぐに大きくなりすぎ、固くなってくる。それに対してほうれん草は収穫適期にかなり幅があり(農協や市場、スーパーの契約などは厳格だろうけど)、また、これからは寒さに当たったほうがおいしくなるというのが一般の消費者にもわりとよく理解されているので(小松菜も僕は大きくなって多少固めのが好きだけど、一般には若くて柔らかいのが好まれる)、焦らずじっくり畑に置いておける。

この小松菜のサイズでいうと。
畑には4条播きしてあり、その1条の1m分が約1kgになる。同じ作付けで4条×40mあるので、計算上は160kgとれることになり、うちの単価は800円/kgだから全部出荷すれば12万8000円。なんてことは残念ながらありえない。“プロ”ならその計算通りにとらないといけないのだろうけど、まあなかなか机上の皮算用通りにはいかないのが現実だ。正しく言えば、“僕の”現実。プロには笑われる。



土曜、曇り。
午前:収穫、市街スーパー出荷など。秋冬の畑を三角ホーなどで中耕・除草。
午後:再び収穫、スーパー出荷。今朝の出荷時に見たら昨日の売れ行きがよかったので追加。トラクタで畑1枚耕耘1時間。キャベツの育苗播種1時間。蕪のまびき20分。
夜:19時からJA西条の青壮年部、その飯岡支部の集まり。22時過ぎ?帰宅。



JA青壮年部の集まりは年に一度の恒例行事。
各地区の支部で今後のJAの運営についての声を出し合い、後日、本部の役職員と意見交換の場を持つという段取りになっていて、それと、さつま芋オーナーなどの活動をしている「飯盛会」とメンバーがかなり重なっているので11月の文化祭で出店する石焼き芋の打ち合わせなども少し兼ねて。会場は飯岡と大町の境目辺りにある居酒屋さん。11名出席。今年は僕が支部の幹事役なので、飲み放題にして料理はおまかせで予約しておいた。覚えているのを書くと、鯛のアラ炊き、サーモンのマリネ、鶏など揚げもの盛り合わせ、あさりバター、サラダふうの冷やし中華麺?、ピザ、最後に雑炊。たぶん何か抜けている。



明日は曇り時々雨の予報。
まだ播きたい種がたくさんあり、また、夏の片付けをしなければならない畑もいっぱいある。どこまで作業できるだろう。午前中いっぱいくらいもってくれると助かるのだけど。

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