38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

土佐自然塾。

2007年02月19日 | 農と暮らしの日記
高知に日帰りで行ってきました。
いちおう隣県ではあるが、僕の人生のなかではこれが3度目。最初は小6の修学旅行(坂本龍馬の桂浜、はりまや橋など)、二度目は従兄弟の結婚式(古い言い方だと「婿入り」)で窪川町へ。愛媛と高知は地図を見れば一目瞭然の「背中合わせ」の関係で、しかも今日の目的地は西条市から直線距離で約30kmの土佐郡土佐町

場所は「有機がっこう土佐自然塾」。
塾長は有機で野菜をたくさんつくっている山下一穂氏で、僕も就農以前から著書を読んで勉強させていただいていた。今回はそれとはとくに関係なく、野菜を出荷している愛媛ゆうき生協からの案内で、「田んぼの生きもの調査」に関する勉強会。

西条市丹原町の「ちろりん農園」の西川さんに同乗しての参加。
高速を使うと1時間と少し、だけど地図を見たら、高速じゃなくてもわりと近いようだ。高知って意外と近い、ようだが、用事がないので全然身近ではない。身近ではないが、ある種、あこがれの地である。明るい、元気、自由……。愛媛がそうじゃないとは言わないが。



さて、内容はあまりこまかく書かないが。
雲ひとつない早春の一日を屋内で過ごし、なんともいえず贅沢な一日。というか、もったいない。でも、内容はとてもよかったので、全然もったいなくはない。

午前中の講師は稲葉光國さん。
NPO法人「民間稲作研究所」代表という肩書きがあるが、とにかく有機稲作の実践家として有名な方である。午後はNPO法人田んぼの岩渕成紀さんと、塾長の山下さん。初年度1反3畝だけ稲作した藤田家族。2年目は田んぼもあれこれ挑戦したいところで、今日の内容も大いに参考にしたい。

会場には西条市安用の自然農「まんがら農園」の野満さん一家の姿もあり。
就農前からいろいろと勉強させていただいたり元気をもらったりしている。昼ごはんの時間にあれこれ話を聞き、またまた藤田家族のエネルギーに変えさせてもらった。



日没前に家に戻る。
まだ明るいので、明朝出荷ぶんの追加を少しとってきて作業終了。温室内の温床の温度も順調に上がっているようでひと安心。種屋さんに頼んでおいたトマトの種も入ったようなので、今週も時間をつくっては春夏の種播き、育苗を進めていきたい。
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