38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

菜バザ、雨でも大盛況。

2011年05月28日 | 農と暮らしの日記
「菜バザ」って、いまひとつな感じの短縮形。
本日第1回の「菜園バザール」、屋内なので雨天決行、そして雨にもかかわらず大勢の方がご来場くださり、大盛況だった。本当にありがとうございました。駐車場が会場(うちの自宅)から少し離れていてわかりにくかったこと、雨もあって会場内がかなり混み合ったこと、庭がぬかるんでたこと、などなどいろいろとお詫びしまして、反省点は次回(ある?)に生かしたいと思います(というか、主催はたぶん薫なので、取り急ぎ代理のご挨拶)。

写真はなんだか寂しい。
メイン会場である、うちの家の中がすさまじい混雑ぶりで写真を撮れる状況ではなかったので、反対にのんびりムードの「温室会場」の写真でお茶を濁す。全然、雰囲気出てない。こちらはうちの野菜と苗を少し、ご近所の方の多肉植物の販売。



土曜、予報通り朝からずっと雨。台風2号接近の気配はとくになく、静かな雨。
朝:6時前から収穫1時間ほど、6時半過ぎからごはん。真はバレー。
午前:菜園バザールの準備。9時半頃から出店の皆さんが次々に搬入、11時開店。
午後:13時頃には混雑も解消し、15時閉店、片付け17時頃までに出店者もほぼ撤収。
夕方:台風接近のため月曜出荷の野菜を前倒しで収穫、戻って家の周りの台風の備え。19時あがり。



菜園バザールでは新しいつながりがたくさん生まれた気がする。
僕の担当の野菜・苗コーナーにも多くの方が立ち寄ってくださり、単品野菜(小松菜、べか菜、わさび菜、玉葱など)の購入はもちろん、サンプルで置いていた野菜セットにも関心を持ってくださる方が多く、さらに、田植えなどの農業体験行事、畑の見学にもお誘いすることができてとても有意義だった。ちょっとばたばたしてゆっくりお話できなかった方も多く、失礼しました。

会場内には東日本大震災の復興支援募金箱も設置。
多くのご協力を頂き、ありがとうございました。皆様の寄付金は今日も東ティモール産のフェアトレードコーヒーを出店してくださったNGOピースウィンズ・ジャパンにそのままお渡しし、その活動を通じて被災地の復興支援に役立てられます。藤田家族も本日の販売のうち本来の菜園の業務ではない「野菜苗」の売り上げ全額を寄付します。お買い上げくださったみなさま、ありがとうございました。被災地の再建への動きが一歩ずつ確かなものとなり、明日への展望が日々少しずつでも開けていきますよう。小さな苗が根を下ろし、葉を広げ、やがて豊かな実りを迎える日を思い描いて。



台風2号は明日の朝から夜までが四国に最接近する時間帯のようだ。
いまのところ高知沖から紀伊半島をかすめるかどうかというような進路予測だけれど、現状945hpの「強い」台風だから、その位置にかかわらず風雨の影響は予断を許さない。なんとか「水不足の解消」の範囲内で過ぎ去ってほしい。

みなさまもお気をつけください。
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