38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風前日、市街に三度。

2007年07月13日 | 農と暮らしの日記
台風接近による大雨で畝間が水に浸かっている。
ここは茄子、ピーマン、トマトなどの二番手の畑(あいだは枝豆)。7月に入って収穫が始まったばかりなので、ここで被害を受けると、ちょっと(というか、かなり)手痛い。右端の大玉トマトの支柱を木杭と針金で簡易に固定した。茄子、ピーマンは今日の収穫で大きな果実は摘んで樹は軽くなっているので、それ以上の台風対策はせず。



朝から断続的な雨。
5時前から収穫に出て、朝食後に市街に出荷・納品。
今日は保育園の給食とホテルの料飲部門への納品もあり、少し忙しい朝だった。市街に出るのを一日1回にしたいので、時間指定つきの朝の納品・出荷のある日は朝食も後回しにしたいくらいバタバタする。今日の場合は給食の納品が8時半までなので、スーパー出荷ぶんもあわせて3時間で収穫から荷造り、伝票書きまで済ませ、軽トラに一切合切を積み込んでの出発。

戻って9時過ぎから、野菜セットの仕上げ。
昼まで、写真の畑でトマトの支柱固定。各株の支柱を10本単位で針金でつなぎ、両端を木杭で固定しておく。どれだけの風に、どんなふうに耐えることができるのかはわからないけれど。

午後、所用で外出。
帰りに人参とブロッコリの種を買い、戻ってトマト支柱固定の続き。とりあえず終わって家に戻ると、近所の農家の方が訪ねてきてくださる。「○○の苗がいっぱいできよるんじゃけど、つくらんかね?」。この方の畑は毎日のように軽トラで通りかかりながら横目に必ず観察してしまう。なぜだかはっきりとは言い表せないけれど、僕の理想の畑のイメージのひとつになっている。そんな方からの突然の言葉に、ありがたいというかおそれ多いというか。なにせこれまで言葉を交わしたこともなかったので。後日訪問して、詳しい話をうかがう予定。

夜7時からは、三度市街に出て、今度は青年農業者の集まり。今日のは部門別の実践研究プロジェクトで、「野菜班」の総会と懇親会。出ていけばいつもながらの出会いと勉強。レインコートを着込んでの自転車往復も、その甲斐ありというものである。

帰路、市街商店街近くに新しい店を見つける。
ふと、以前に聞いていた小学校時代の同級生が開店したばかりという喫茶店かと思い当たり、閉店後の店内をのぞくと、当人が顔を出し、「おー、全然変わってないねー」と。そんなこともないだろうけれど、怪しい合羽姿にもかかわらず、すぐに思い出してもらえてうれしい。近いうち、開店時間中に再訪することを約し、再びペダルを漕ぐ。



明日はいよいよ台風が再接近の見込み。
残り少ない時間で備えを進めたい。
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