38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小学校の調理学習。

2007年02月13日 | 農と暮らしの日記
大根を干している。
まびきをし忘れたものや生育が周りと比べて遅れて中途半端な大きさのものなどを抜いてきた。薫がいよいよ漬物にするというので。



朝いちの出荷のあと、トラクタの作業。
まだ野菜が凍っているので、その間に、人参を播いたりじゃが芋を植えたりする畑をようやく準備する。その後、昼の生協の納品まではいつも通り。

昼にその納品で市街に出たまま、あれこれの用事を済ませる。
ホームセンターで日用品の買い物、種屋さんで夏の果菜類の種の注文(品種と粒数を指定して後日取りに行くまでに揃えておいてもらう)と人参の種、じゃが芋の種芋の購入。

午後はその足で隣の校区の小学校へ。
青年農業者協議会のTさん、Hさんらが関わっている「食育」の体験学習の見学。今治のケーオーホテルマリンパーク新居浜にあるレストラン「ブラン・ブルー」の料理長さんらが5年生の子どもたちと一緒に地元の食材を使った料理を楽しむという贅沢なプログラムである。

しかも、メニューがすごい。
今日作ったのは、「アスパラのパンナコッタ」(苺のソース添え)と「”愛のゆめ”のリゾット」。苺と米(愛のゆめ)は校区内産、アスパラも市内産である。詳しい指導案は配布されていなかったけれど、位置づけ的には「家庭科」らしい。

残念ながら僕は途中までで辞去。
味見はぜひしたかったのだが……。関係ないけれど、授業を見に来ていた市教委の方のお名前に覚えがあるので挨拶すると、やはり中学時代に「駅伝」でお世話になった先生だった。およそ四半世紀ぶり。この先生のおかげで僕は「走る」ことに目覚めたといってもいい(目覚めていたのは3年間で、あとはまた眠ってしまった)。ウォーミングアップやクーリングダウン、ストレッチ、インターバル走など、当たり前かもしれないけれど、「あー、スポーツって、科学的にやるもんなんだなー」と丸刈り頭の少年は感動したものである。



夕方戻って、再びトラクタ。
日没前に明朝出荷ぶんの野菜を収穫して帰る。明日は朝から雨の予報。風も強くなるという。久しぶりに昼間の机しごとが進むか……。
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