38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

松山にバス日帰り。

2006年08月21日 | 農と暮らしの日記
こんな写真で、すみません。
blogの絵がないまま一日が終わろうとしていたところ、久しぶりに夜の西条市街を通りかかり、明かりのあるところを探していたら、結局これ。JRの踏切を挟んで少し下(しも=海がわ)には「ロッキー」があります。



朝のうち、収穫と出荷。
今日の野菜セットは、茄子、長茄子、ピーマン、調理用トマト、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、ヒユナ、つるむらさき、空芯菜、ジャガ芋……プラスαといったところ。オクラはこのところ好調のため、丸莢の島おくら、定番の五角オクラ、それに赤いオクラの3種を「食べ比べセット」として特価(!)にて詰め込む。オクラはおひたしや味噌汁の実のほか、丸ごと網やフライパンで焼いてホクホクのを食べるのもおすすめです。パスタ、そーめんにトッピングするのも爽やかでいい。

田んぼの除草を軽くしつつ、水を入れてから昼食。
そして、午後はお出かけである。愛媛有機農産生活協同組合(ゆうき生協)の会合が松山市内であり、初めて参加する。

特急バスで約1時間。
映画館もある大型スーパーの郊外店前で降り、そこからタクシー。そのスーパーで野菜コーナーを見学(時間のあるときに野菜を売っている店を見かけたら、これは絶対)。天候不順のせいなのだろう、想像以上に高い。もう断然、うちのほうが安い。有機とかなんとか言わなくても、値段で勝ってます。がしかし、うちは全然量がない、安定感がない。味もどうだか自信がない。西条の人は幸せだ。JA直売所に行けば、うちのよりさらに安い新鮮な地場野菜が簡単に手に入るんだから。

で、ゆうき生協である。
県内各地の生産者の方々が集まっており、秋冬野菜の作付けその他についての話し合い。ゆうき生協にはみなさんのご厚意で、新米農家の僕もレタス類、キャベツ、人参、ピーマンを出荷させていただいた。そして、安定感のなさにより、頻繁にご迷惑をおかけしてしまった。秋冬はさらにしっかりと出荷していきたいと意気込んでいるところだが、なにせ初めて作るものばかりだから、何を何㎏出します!などと宣言できるような立場ではまったくなく、ただ小さくなって座っているだけである。

この会には生協の会員(一般の消費者も含めて)も参加できるらしい。
生産者、消費者、そして生協の運営に日々携わっている方々が顔を合わせて自由に意見交換する場ということのようだ。

その後、愛媛県有機農業研究会の「青年部」の総会。
まだかっちりした組織や活動にはなっていない様子で、これからあれこれ動き始めようといういろいろな案が出ている。僕も末席に加えていただき、いろいろと勉強できればと思う。日本有機農業研究会の昨年の大会(福島県二本松市)で会った方や、愛媛での就農にあたって話を聞かせていただいた方など、再びお会いすることができ、感慨深い。年内に「飲みながら話す場」が設定されるそうである。大いに楽しみ。

会が終わって、バスで再び西条へ。
上の写真はその帰路である。午後8時すぎ。

さて、明日はしっかり働かねば。
夏の野菜の世話が十分にできないうちに、秋冬野菜が始まってしまった。こうなると、今日より明日のことが大事、っていう気になってくる。がんばりましょう!
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