38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

かぶの、立体栽培。

2007年01月10日 | 農と暮らしの日記
かぶが、相変わらず窮屈である。
取っても取っても、播きすぎた種からは播いたとおりにかぶが出てくる。それで、こんなふうにかぶの上にまたかぶ、ということになる。かぶはこの芸当ができるからすごい。かぶが人参のように地面の中で大きくなることしか知らない野菜だったら、うちの畑は豆粒のようなかぶでいっぱいになり、到底出荷に至らなかっただろう(とはいえ、だからといって立派なかぶが揃うというわけには、当然いかない。いつまで経っても「小かぶ」である)。



今日もスーパー、保育園、生協と、いつもどおりの出荷・納品。
スーパーには久しぶりに上記の小かぶも少し出した。午後は明日ぶんの収穫、荷造りであっという間に日が暮れる。



1月にある2つの会に「欠席」の返事をした。
ひとつは市の青年農業者の会の視察旅行で、行政の補助も出るので行きたかったのだけれど、平日の1泊2日では出荷に支障があるので×。もうひとつ、地域の農業組織の新年会は夜だけなのだが、これも都合により欠席。出ていけば収穫の多いことは大いに予想されるのだけれど、やはりあれもこれもというわけにはいかない。ハナから優先順位が低いわけではなく、日程や内容とうちの都合を頭のなかでぐるぐるとかき混ぜながら結論を出す感じ。行かない以上は、それに値する仕事をしっかりとここでしなければ。



朝の冷え込みは明日以降、厳しくなるようだ。
収穫してきた野菜も、夜は家の中の土間に持ち込んで低温から守る。それでも日中は陽射しがあり、外での作業も苦にならない。絵に描いたような暖冬。その副作用がどんなあたちで現れてくるのか、戦々恐々、春を待つ。
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