tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「日本の七十二候を楽しむ」 白井明大著 (東邦出版刊)

2012-08-23 18:04:47 | 本棚の中から
今日は処暑。
立秋から15日といわれており、暦では暑さが少しやわらぐころのことで、朝の風や夜の虫の音に、秋の気配が漂い始めるころだそうですが、まだまだ暑い日が続きそうです。

今日はつい最近新聞の新刊書の欄に載っていた本を紹介したいと思います。



白井明大著 日本の七十二候を楽しむ ~旧暦のある暮らし~(東邦出版刊)

新聞を見てその日の内に購入して来ました。紹介されていた通り面白い本で、手紙を書く事が好きな私には、これから大いに役に立ちそうです。

まえがきには、
季節がめぐるということは、
いつもの日々の、
ふとした瞬間に、
新しい季節の訪れに、気づくかもしれません。

日本には、春夏秋冬の四季だけではなく、
二十四の気という季節、
七十二もの候という季節があり、
旧暦をもとに暮らしていた時代には、
人はそうした季節の移ろいを、
こまやかに感じとって生活しておりました。

このように、詩でも書くような調子で書いております。

ちなみに、処暑の候を開いて見ると、

処暑の初候は、「綿柎開く」(わたのはなしべひらく)綿の実を包む萼(がく)が開くころ。
(新暦では、8月23日~27日ごろ)

処暑の次候は、「天地始めて粛し」(てんちはじめてさむし)ようやく暑さが収まり始めるころ。
(新暦では、8月28日~9月1日ごろ)

そして、末候と続き「白露」になります。

今日は処暑でしたので、こんな本を紹介いたしました。

手紙をよく書く人は手元に置いておくと便利な本だと思います。

コメント
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