tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

祭囃子を遠くに聴きながら・・

2012-08-04 18:45:18 | 禅語今昔
暑い日が続いておりますが、各地では夏祭りが盛んなようで、我が町も今日からお祭りで大賑わいです。
大勢の人の集まるところが苦手な私は、時折風に乗って聴こえる祭囃子を聞いているだけで充分です。



室閑茶味清

今日はこんな軸を掛けてみました。
多分町なかは祭り一色の賑やかさが続いていると思いますが、静かな茶室で一服を頂くのもいいものです。

室閑茶味清は、「しつしずかにしてちゃみすがし」と読むそうで、この軸が、手元に来た時は、「ちゃみきよし」と読んでおりました。ところが、ある時「きよし」でも間違いではありませんが、と前置きをされて、お茶室で読む時は、「すがし」の方がしっくりいくでしょう。
こんなご指導を頂いたことを覚えております。

喧騒としている世の中ですが、お茶室の中は清浄な空気のみ、そんな中で頂く一服のお茶の何と清々としていることか・・・こんな意味でしょうか。
お祭りも夜になると花火大会が始まり、いっそうの盛り上がりを見せることでしょう。

そろそろ、花火が始まるようです。

雷様もまだタイコを拾えてないようですから夕立はないでしょう。綺麗な花火が見られることだと思います。

   木の末に 遠くの花火 開きけり  子規






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする