tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶道の合宿で・・・

2012-08-12 15:53:40 | 茶の湯
久しぶりに我が家に帰りホットしておりますが、相変わらず暑い日が続いております。
自分自身のために書き続けていたブログを5日間休んでしまいましたが、今日から再び書いて行きたいと思っております。

この5日間旅行で楽しんでいた訳でもなく、言うなれば、仕事の続きといったところのようでもありました。

まず8月8日から3日間は合宿。そして、11日はビデオ撮影のため草津温泉行と日程が5日間続いてしまいました。


大広間の床の間



朝礼

合宿は、茶道部の年中行事の一つで、棚の扱い、道具の拝見など普段では時間的な余裕がなくて出来ないことを集中的に行える貴重な時間となります。

旅館の大広間に、人数の多い少ないという変化はありますが、4箇所から7箇所の点前坐を作り、それぞれのグループに分かれてお稽古を行います。



稽古風景

初日は誰もが張り切っておりますから、きびきびとしたお点前が続きますが、2日目に入りますと、誰もが膝が痛くなり、あちこちで膝を伸ばしている人が多くなって参ります。
しかし、指導に当たっております方達は、お点前が休む事無く続きますのでもっと大変かも知れません。



花は有馬篭にタカノハススキ・ケイトウ・ヤブミョウガの3種

この合宿が行事としてスタートした時に、まだ若かった私達が、「合宿という貴重な時間を無駄にしてはいけない。指導してくれる先生方を休ませないような気持ちで、準備をして待機していて下さい」

数十年前の言葉でしたが、その言葉は、連綿と受け継がれ、今も生き続けております。
お点前中の組が、「お仕舞いにいたします」が合図になって、次の組が準備のために動き始めます。

こうして伝統が生まれ受け継がれて行くんだなと思うようになりました・・・・。


コメント
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