tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

水屋の仕事をすべて覚えられれば・・・

2014-12-29 15:19:50 | 茶の湯
12月29日(月)
朝の雨も上がり、穏やかな年の瀬の一日が暮れよとしております。
外回りの掃除もひと通り終わりましたので、今日からは家の中の掃除です。

そして始めたのが水屋です。
茶室には水屋は無くてはならないところです。

      

   水屋

掃除の基本通り上から始めましたが、水屋の棚にはそれ程多くの道具が並べてあるわけでもありませんから、直ぐに終わってしまいました。
我が家の水屋は、大工さんも、これほど大きな水屋を作るのは初めてだったこともあり、その作業中は、ずっと付き切りであれこれ注文する事が多かったのを覚えております。

簀子は竹できた消耗品ですので、そろそろ変え時かと思っておりますが、中々できません。
冬の内は、「暖かくなったら・・」暖かくなると「もう少し涼しくなったら・・・」と、こんな言い訳を自問自答しながら数年が過ぎております。

来年こそは、暖かくなったら、簀子を替えて、ここに掲載したいと思っております。

   

   淡交テキスト

淡交誌に同封されて送られてきた「淡交テキスト」です。
内容は、「稽古場で学ぶ 水屋のしごと」で、お茶を嗜む人すべてが学ばなければならない水屋の基本を一年間通して勉強させてくれそうです。

水屋の仕事は、出来そうで出来ないもので、お茶会でも、水屋がしっかりしていれば、スムースに運びますが、不慣れの人ばかり集まって、人数ばかりそろえても、中々上手く行きません。

前にも書いたような気がいたしますが、よく、「何もできませんので、水屋でもお手伝いさせていただきます」何て云う言葉をよく耳にしますが、何も出来ない、解らない人には、手伝ってほしくないと思います。

茶碗ひとつ拭くにも、ちょっとしたコツがあり、唯やみくもに拭いても、水気をさっぱり拭ききれませんから・・・。
やみくもに力を入れて拭くと、茶碗が割れることもあります。特に、楽茶碗などは・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする