tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お点前の順序は覚えたようですが・・・

2014-12-10 18:17:08 | 茶の湯
12月10日(水)
寒い日が続いておりますが、今日も大學へ行って参りました。
こちらの大学は2部屋に分かれてのお稽古になりますので、上級生は四畳半の茶室で炉のお稽古です。

1年生は広間で、風炉の組、盆略の組と二班に分かれてのお稽古になりました。

         

   1年生のお点前

同じ1年生でも、4月から始めた子と、後期10月から始めた子では相当な開きがありますので仕方のない事です。
4月から始めた1年生は、風炉のお点前がやっとひと通り出来るようになりました。

形など細かい事を云えば切りがありませんし、まだまだ、問題はありますが順序だけは覚えたようです
写真は「切柄杓」ですが、中指と薬指が離れてしまいます。
そして、左手の指が抜けていてバラバラです。神経が全部「切柄杓」に行っているのでしょう。

「指は仲良くね。離しては駄目よ」と言いますが、どうしても離れてしまいます。
これからの課題です。

   

   シルエットの茶室

何時もの風景ですが、床の間の花は「万作と曙椿」が生けてあります。
学生が生けたもので、手を出しておりません。

枝物と云われる万作を後ろにして、前に椿を手前に向くように入れる・・・と、これ位は言いますが後は、生ける学生のセンスに任せます。

   

   羊羹

3時近くなりましたら、お菓子を持って来てくれました。
お稽古は始まっておりましたが、見ながら頂くと、丁度いいタイミングでお茶を運んで来てくれました。

先週、「お菓子を出したら、しっかり様子を見ていなければだめよ」と言ったばかりですので、それを忠実に守ってくれた訳ですが、こうした事を、後輩に教え伝えて行かなければならなかったのに、どこかの年代で途切れてしまっておりました。

もう一度注意の意味を込めて、上級生の責任ある子に言って聞かせました。
みんな素直な子達ですから、云えば嫌な顔をせずに良く言う事を聞いてくれます。

これからも、気が付いた事は言わなければと思っております。
コメント
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