tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お点前は言葉では伝わらない事が・・・

2014-12-03 18:12:44 | 茶の湯
12月3日(水)
師走らしい寒い日が続いております。
しがみつくように木々に付いていた葉も昨日からの風ですべてどこかに飛んで行ってしまいました。

「はやぶさ2」も無事に打ち上げられたようで、6年後に無事に帰還して来る事を祈るのみです。
今日も大學の稽古に行って来ました。
こちらの大学は、茶室が廊下を隔てて分かれておりますので、炉のグループと風炉のグループ、そして、盆略のグループに分かれての稽古になりました。


   

   1年生の風炉のお点前

4月に始めた子が風炉のお点前を始めて1ヶ月ですが、何とか形になって来ました。
それでも、柄杓の扱いは難しく、私の言っている通りには中々なってくれません。

切柄杓や引柄杓が特に難しく、口で言っても、やって見せても出来ないので、最後は手を取っての稽古になってしまいます。
教える事が下手な私ですが、二度三度と繰り返してやっている内にようやく出来るようになります。

ここが大事なところですので、丁寧に教えないとしっかり覚えてくれません。
写真の通り、棗を持つ手は綺麗にやっておりますので、柄杓も直ぐに覚えてくれることでしょう。

   
   

   お菓子

今日のお菓子は、私の大好きな鹿の子でしたので、途中の合間に頂きました。

こちらの大学は、3年生がおりませんので、一学年が飛んでおります。
そんな訳で、上級生から下級生に伝えるべき事が伝えられておらず、すべてを私が言わなければなりませんので、何とか体制を整えて行かなければと思っております。

4年生は卒論に追われて稽古にはほとんど出て来ておりませんから、聴きたくても聴くことが出来ないのが、今彼女たちを悩ませております。

面倒くさがらず丁寧に言って聞かせて納得させる・・・こんな事を考えております。




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