tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

炉の灰に空気を混ぜて・・・

2014-12-18 18:48:19 | 茶の湯
12月18日(木)
今朝はこの冬一番の冷え込みだったそうです。
この寒い朝に、早起きをしてストレッチ教室の申し込みに行って来ました。

会場に到着した時には、既に100人を超える人が長蛇の列を作っておりました。
葉書やネットでの申し込み方法もありますが、ここでは昔ながらの並んで取るという分かり易い方法を取っております。
一番公平だという理由からです。

それにしても、朝の気温は氷点下を記録した寒さの中、早い人は二時間も前に来るそうですが、私を含め皆さん熱心です。

   

    炉を整えて

昼食を済ませてから、明日からのお稽古に備えて大車輪です。
まずは、炉を整える事から始めます。

灰ですから、中をいじれば灰が舞いますのでやはりここから始めなくては・・・。
先週の灰カスなどを取り除いて、炉用の篩で篩ってから整えます。

出来るだけ灰に空気を混ぜ込むようにして置きませんと、炭の燃え方が悪くなりますから大事な仕事でもあります。
忙しさにかまけて、この仕事を怠ると、お稽古中に火が消えてしまう事もありますから・・・

灰を整えてから別の部屋を掃除して、最後にお茶室の掃除に取り掛かります。
掃除が終り、軸を掛け替えれば今日の仕事は終了という事になります。

   

   白玉椿

今日みたいに寒い日でも、使える椿のご機嫌を伺いながら一回り、使えそうな白玉がありましたが、その他の椿も少しずつ使えるようになって来ております。
雪や雨の日は出来ませんが、夏は野草棚を、冬は椿をと見て回るのが日課になっております。

夏は水の心配がありますから見回りというわけでもありませんが、水をやりながらじっくりと観察で来ますので、私の最も楽しみなひと時でもあります。
椿は9月下旬から咲き出す「西王母」から4月下旬ごろ最盛期を迎える「淀朝日」という種類まで、次々に咲くように木を選んで植えてあります。


コメント
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