中部方面在住の友人のご厚意により、なんとHD画質で(^^)
大場浩平vs池原信遂戦の映像を見ることが出来ました。
世界挑戦経験もある元王者、池原を迎えた大場、
最近は停滞気味と言われる中、やはり逸材ぶりを証明した試合でした。
ロープ際で止まる場面が数回あり、余計な被弾はところどころに見られるものの、
それ以外は丁寧に距離を取って動き、シャープなジャブ、強烈なボディブローに加え、
いつも「乱発」するアッパーカットを控え、その代わりにインサイドに抉るような
右ストレートを時折打っていました。攻防共にバランスが良く、安定していた大場ですが、
ことに攻撃面で、より多彩で幅のある闘い方が出て来たように思います。
序盤から速いフットワーク、ジャブ、ボディブローでリードした大場、
池原の懸命の反撃をほとんど外しては、有効打を決めていきました。
バッティングで切り、ボディブローで体力を削がれ、それでも粘った池原でしたが、
9R終盤にロープ際で左フックを食って、ロープにもたれてバランスを崩したところで
レフェリーストップがかかりました。ナイス・ストップだったと思います。
試合後のインタビューでは「来年こそは...頑張ります」と、大場らしく一度外したあと、
「来年は必ず世界のベルトを巻きたいと思っています」と、世界奪取宣言が出ました。
具体的に世界戦の話があるのかどうかはわかりませんが、本人が意欲を示したことは
良いことだと思いますし、この日の大場の闘いぶりを見れば、もう大場浩平は
日本タイトルマッチをやっている選手じゃないと、周囲も納得したことでしょう。
日本王者として、国内の強敵を悉く退けてきた大場ですが、
世界となるとやはり不安もあり...という感じでしたが、この日のように、
自分の良さ...速い足、動きながら打てるジャブ、一撃で相手を弱らせるボディブローをしっかり出し、
その上で右ストレート、左フック、お得意のアッパーを要所にちりばめるようなボクシングが出来れば、
世界戦での勝利は、より現実的になると思います。
唯一の不安は、目の良さを過信している面が、未だ散見されるところでしょうが...。
試合後のインタビューも(大場なりに)力強く抱負を語っていましたし、
天才ボクサー大場にも、本当の意味で勝負の時がやってくることでしょう。
来年、いよいよ大場浩平に注目ですね(^^)
セミには元エディジムの、小松則幸の後輩である松元雄大が、小松の形見のトランクスを履いて
岐阜の破壊王こと、児玉卓郎相手に善戦のドロー。
勝利ならず落涙していましたが、持ち前のスピード、フットワークを駆使して健闘でした。
あのトランクス、確か直に見ましたね。ロリー・ルナスを倒したときのやつでしたっけか...。
大場浩平vs池原信遂戦の映像を見ることが出来ました。
世界挑戦経験もある元王者、池原を迎えた大場、
最近は停滞気味と言われる中、やはり逸材ぶりを証明した試合でした。
ロープ際で止まる場面が数回あり、余計な被弾はところどころに見られるものの、
それ以外は丁寧に距離を取って動き、シャープなジャブ、強烈なボディブローに加え、
いつも「乱発」するアッパーカットを控え、その代わりにインサイドに抉るような
右ストレートを時折打っていました。攻防共にバランスが良く、安定していた大場ですが、
ことに攻撃面で、より多彩で幅のある闘い方が出て来たように思います。
序盤から速いフットワーク、ジャブ、ボディブローでリードした大場、
池原の懸命の反撃をほとんど外しては、有効打を決めていきました。
バッティングで切り、ボディブローで体力を削がれ、それでも粘った池原でしたが、
9R終盤にロープ際で左フックを食って、ロープにもたれてバランスを崩したところで
レフェリーストップがかかりました。ナイス・ストップだったと思います。
試合後のインタビューでは「来年こそは...頑張ります」と、大場らしく一度外したあと、
「来年は必ず世界のベルトを巻きたいと思っています」と、世界奪取宣言が出ました。
具体的に世界戦の話があるのかどうかはわかりませんが、本人が意欲を示したことは
良いことだと思いますし、この日の大場の闘いぶりを見れば、もう大場浩平は
日本タイトルマッチをやっている選手じゃないと、周囲も納得したことでしょう。
日本王者として、国内の強敵を悉く退けてきた大場ですが、
世界となるとやはり不安もあり...という感じでしたが、この日のように、
自分の良さ...速い足、動きながら打てるジャブ、一撃で相手を弱らせるボディブローをしっかり出し、
その上で右ストレート、左フック、お得意のアッパーを要所にちりばめるようなボクシングが出来れば、
世界戦での勝利は、より現実的になると思います。
唯一の不安は、目の良さを過信している面が、未だ散見されるところでしょうが...。
試合後のインタビューも(大場なりに)力強く抱負を語っていましたし、
天才ボクサー大場にも、本当の意味で勝負の時がやってくることでしょう。
来年、いよいよ大場浩平に注目ですね(^^)
セミには元エディジムの、小松則幸の後輩である松元雄大が、小松の形見のトランクスを履いて
岐阜の破壊王こと、児玉卓郎相手に善戦のドロー。
勝利ならず落涙していましたが、持ち前のスピード、フットワークを駆使して健闘でした。
あのトランクス、確か直に見ましたね。ロリー・ルナスを倒したときのやつでしたっけか...。
大場、いい勝ち方だったようですね。
彼は、メイウェザーをモデルにしているようなことを言っていたけど、この記事の様子を想像すると、レナードに近いスタイルのように思えました。
どっちにしても、スタイリッシュですけどね。
もし大場が世界戦やるのなら、どの階級でやるのかが一番気になります。
どの階級でやるにしても楽しみですが。1106
やる事やらん癖にごね得で再戦するどっかのうつけ者とは大違い。
ところで池原さんはもう引退でしょうか。気持ちだけではもう難しいでしょうし。
そう、あの「来年こそは...頑張ります」ってとこが笑えました!
大場選手はいったいどういう人間なのかなあと、考えてしまいますね。
次は、内藤×こうき戦の記事をお待ちしてます(笑)
今回の大場は、これまでの試合で散見された「無理」が少なかったと思います。池原が駆け引きをするタイプではないせいかも知れませんが。
大場は大きいジムの選手でもないので、階級変えるとランクが下がってしまうこともあり、バンタム級で行くのではないでしょうか。
>アラサーファンさん
やはり、長谷川返上のWBC狙いでしょうか。WBAの話がここまで出ていないところを見ると、そうなるんでしょうね。ランキングがもっと上がると良いんですが。
池原信遂は新人の頃から見てますが、新人王戦の頃の強烈なノックアウトの数々が思い出されますね。彼も世界戦を経て、若い王者に挑んで敗れ、というところまで来たんですね。誠実な人柄そのままの正直な闘いぶりはずっと変わりませんでしたね。
>ポー兄さん
彼はああいうとぼけたところが良いですね。しかし内心、自分のボクシングに、才能に対して強い誇りを持っているに違いない...と勝手に思っているんですがどうでしょうか(^^;)
内藤vs興毅は、さすがにここまで来たら本当にやるんでしょうから、何か書きます。
確かに大場のパンチは、ボディブローなどもそうですが、一撃で見た目以上のダメージを与えうるものがありますね。児玉、臼井といったところを、ダウン寸前まで追い詰めたボディ攻撃など、日本人離れしたものでした。ただ、それを巧くフィニッシュに繋げられないことが続いていて、厳しい評価を受けていますね。
今回のストップは池原の背中側の映像で見ても、明らかに池原の身体がロープにもたれたまま動けないことがわかりました。妥当なストップだと思いました。会場で見ておられたら、もっとその辺が切実に見えたことでしょうね。