ということで先週、ばたばたっと年末興行のカードが発表されました。
時期的にもそろそろ発表しないと限界が、という感じでしたが、
業界内では思わぬ動きがあったようです。
30日、横浜文体は大橋ジム主催、フジテレビ放送の試合で、
井上尚弥がフランス人挑戦者を迎え撃つ一戦。
井上は来年2月、ロスでのSuperfly第二弾興行出場にも意欲を見せているとのことで、
言ってみれば壮行試合の趣あり。
つまるところ、この試合は、様々な業界事情を乗り越えての、井上尚弥の世界進出、
統一戦への紛れもない意欲と自信を見るための一戦、なのでしょう。
井上拓真vs益田健太朗は好カードなれど、拳四朗の選択防衛戦、
清水聡のOPBF戦も下位相手と、タイトルマッチの数はあれど、
内容的には会場規模相応の興行かな、という感じもあります。
しかし、なんといっても井上尚弥の闘う姿を見ること、それ自体が
カード以前の、別の価値を持っているというべきでしょうね。
将来的に、マニー・パッキャオのように、母国での試合と米国での試合の数が
逆転してしまうような状況になる...可能性もないではない井上です。
その姿を直に見ることが、貴重な機会になる、ということになれば、
嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ちではありますが...。
何にせよ、年末を快勝で飾り、来年以降への景気づけ、というのも悪くはないでしょう。
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しかし、年末の主役というか、メインカードとなったのは、田口良一の試合でした。
ワタナベジムがTBSと契約し、田口や京口紘人の試合を中継、という、
業界内では大きな出来事が起こったが故に、実現したマッチメイクなのでしょう。
今まで、各局の中で、一番ボクシングに大きな予算と枠を与える局と言われていたTBSですが、
井岡ー八重樫統一戦、リゴンドー招聘(天笠尚の奮戦に救われたものでもある)、
小國以載の戴冠といったヒットはあるものの、亀田兄弟や井岡一翔の詐欺的「世界戦」などには、
馬鹿馬鹿しい、予算の無駄遣いや、と思うことが多かったのも事実です。
しかし今回の田口良一vsミラン・メリンド戦は、大晦日枠に特別予算を組むなら、
普段と違う、普通では組めないカードを、というファンの期待に、真っ正面から応えるものです。
これはもう、ファンとして素直に感謝し、拍手したいと思います。
しかも、直近の試合で1位挑戦者ロナルド・バレラを、鬼気迫る攻撃で攻め落とし、
その力を示した田口と、あの八重樫を初回で倒し、強豪バドラーにも勝ったメリンドが
WBA、IBFのタイトル統一を賭けて闘うんですから、闘う時期としても最高でしょう。
予想となると...田口にとって容易ならざる強敵でしょう。
体格、リーチでは田口がまさりますが、それを生かして突き放す、という
ロングの距離での精度がない田口にとっては、あまりアドバンテージでもない。
さすれば、中間距離での攻防、接近しての打ち合いで、より小回りが効き、
精度も高いメリンドが抜け出す、というのが、普通の予想だと思います。
しかし、その展開の中でも、ボディブローなどでダメージを与え、
メリンドが少し離れたがるところをジャブやストレートで追って休ませず、
さらに打ち合いで上下に連打を散らして攻め上げる、我慢比べに持ち込めれば。
そしてメリンドを疲弊させた上で、後退させる展開が作れれば。
相当苦しい過程を経ることになるでしょうが、田口の勝機はそこにあることでしょう。
これまでの試合でも、理屈を越えた気迫、というより「鬼気」を撒き散らしつつ、
数々の激戦を勝ち抜いてきた田口良一にとり、田中恒成戦に匹敵する、
待望の大試合となる一戦です。
結果どうあれ、その姿から目を離すことは出来ない、そう思わせる彼の姿が、
より多くの目に触れる機会でもあります。
願わくば、その結果が、勝利であることを...と思わずにはいられません。
そして、TBSさんには、例の「ツヨかわいい」は、パスしていただきたい、と
それも切に願いたいところではあります。もう勘弁してほしいです、あれは...。
あれこれ注文するわけではないです、普通にやっていただければ、それでもう。
京口紘人は、カルロス・ブイトラゴとの試合、これは指名試合だそうですね。
世界上位に長い選手ですから、経験ではだいぶ差がありますが、
パワーとスピードでは京口が上回ると思います。
初防衛としては、楽な相手ではないですが、このくらいを厳しいと言いたくもないですし、
戴冠戦で見せた、魅力ある攻撃ボクシングで、押し切ってもらいたいものです。
ひょっとしたら、WBO王者、山中竜也との統一戦があるのかも、と勝手に想像していたんですが、
さすがに指名試合を後回しにしてまで、というのは無理なんでしょうね。
山中の方は、1位挑戦者としてタイトルを獲っているから、選択試合が出来る立場ではありますが、
さりとて下位を選んで、興行になるかというと苦しいのが現実でしょうし。
そうなると、いかにもありそうな話としては、原隆二戦か...?よくわかりませんが。
これだけタイトルホルダーが増えると、いよいよ肩書きだけでなく、
誰と闘って、どのような内容で勝ったか、で選別、格付けが行われる、という時代が、
少なくともボクシングファンの間では定着してきた感があります。
その中で今回、田口良一は間違いなく、一段上に立つチャンスを手に入れました。
年末の世界戦スケジュールや、叩き込みの強引なマッチメイクについて、
色々批判もしてきましたが、改めて、こういう特別な試合ならば、大歓迎です。
今年の年末は「よほどのこと」がない限り、TVで済ますかな、などと
ガラにもないこと(笑)を考えていたりもしたんですが、こうなってくると...。
さて、こちらも色々準備せねばなりませんな。むむむ。
なんかやんごとなき事情でついに関西興行は消滅してしまったわけですが、
横浜文体は遠いっすよ~~。
ボクシングじゃなく昔プロレス好きに連れられて何度か言ったことがありますが、
もうえんえん横浜まで言ってさらに乗り換えて何駅か行って、
しかもなんか住宅地の真ん中みたいなとこにあって、
こんなのとても地方の人は日帰りで行けないだろうなあと。
内山ソリスの時なんて、あの時は真面目にライブ中継で11時半までやってて、
帰宅難民続出だったという話だし。
まあ大橋ジムからはすごい近いから身内の人は行きやすいんでしょうが(笑
しかしいきなり田口が大みそか赤坂テレビの顔ってのも・・・
なんか激動過ぎてわけわかんないですが。
しかもメリンドと統一戦とかいきなり言われても、
大みそかのお茶の間の皆さんは、メリンドも田口もどっちも知らないっての(笑
統一戦なんて金もかかったろうに、費用対効果として大丈夫なんかなあとか余計な心配しちゃいますが、
まあこの局は特に勝算も考えもなく何千万も出してリゴとかハスキンとか呼ぶ局だし、
お茶の間ぽかんでも私らボクヲタにとっちゃありがたい話ですが。
ちなみにこの赤坂祭りにはさらに五十嵐と木村戦も入るなんて話もありますが・・・
まあ軽く遠足気分で久々に文体行こうかなあとは思ってますが。
何しろアンカハスも首尾よく勝って、あとは来月井上もケガなく干渉すれば、
マジで50日のスパンでアメリカ決戦!?
なんて、何気ない防衛戦でも、試合終わるまでこっちもすっごく緊張するし。
まあ大田区のほうは、別に私が行かなくても客来るんだろーし(笑
プロは儲けてナンボの世界でもありますので、セコいことしないでデッカく儲けてほしいです。
それがファンに夢を魅せているという事になるのではないかと思うのです。
ショーキ・サカイ選手頑張ってますね。
最近キャメロン・クリールと引き分けました。クリールは勝率五割(12勝12敗1分け)と冴えない戦績ですが強豪相手に接戦やってる選手で評価は決して低くないです。
その選手と接戦で好試合を展開した坂井選手は或る程度期待出来ると思っています。クラスがウェルター級なので贅沢は言いませんが。
いつか凱旋試合やりに極東まで来てくれないかな。
今来てやっても岡田や小原あたりとなら・・・・。
田口選手の「ツヨかわいい」は女性客獲得の宣伝文句ですからしょうがないですね。「キモかわいい」だとマニアしか来ませんから。
メリンド強いですがなんとかクリアして次また強気のマッチメークしてほしいですね。
接戦ならセブでリマッチも?
これまでに対戦した選手の国籍が、欧州11ヶ国(フランス、イギリス、ハンガリー、グルジア、スロバキア、ロシア、ブルガリア、セルビア、ルーマニア、ハンガリー、スペイン)アフリカ1ヶ国(カメルーン)、南米3ヶ国(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ)。試合した国が欧州6ヶ国(フランス、イギリス、クロアチア、スロバキア、ハンガリー、セルビア)、アフリカ1ヶ国(モロッコ)、 南米2ヶ国(ブラジル、アルゼンチン)、アジア1ヶ国(インドネシア)。
これだけの国に遠征して、あまり大した戦績でない相手と戦うというのはどういうプロモーションの下で戦っているのかと(大汗)。
いや、世界は広いもんだと思いましたが、これだけ経験していればアウェイも関係ないファイトを見せてくれるのでは?と期待してしまいます。
正直前日のフジのカードに正直かなりがっかりしたのもあって嬉しい限りです。
尚也様もジムの興行とお世話になってるテレビ局のために一肌脱いでくれているんでしょうが、ここでつまらん怪我をして「本番」に出られなくなってしまう...なんてことがないように祈ってます。
早く弟さんや清水選手がテレビ局のメインを張れるようになってくれれば本当の意味での凱旋試合が見られるようになってくれるんですがそう簡単にはいかんでしょうね。
話が飛んでしまいましたがボクシングファンから少々?白い目で見られがちな赤坂のテレビ局とワタナベジムが手を組むという一か月前に聞いていれば卒倒しそうな話でしたがとてもいい感じに作用したのは少し意外です。
まぁでもTBSは確かにリゴさん呼んだりもしてますしジム側がその気ならしっかりとやりたいのかもしれませんね。
何はともあれ初(?)のメインイベンターですし田口選手には前回の試合以上の出来を期待したいです。
リーチ差をしっかり生かせるような器用なボクサーではありませんがド突き合いの消耗戦に巻き込ませたら日本人で右に出る選手はいないと思ってますので十分勝機はあると思っています。
せっかく4団体認定したわけですから当初の目的通りこういう試合が組まれることが増えることを祈ってます。
その次の田口さんは凄い出世ですよね。絶対見ます。ただこんないいカード組めるなら何で内山さんの時にやらなかったんだと。
「たまには楽して下さい!」(笑)。
頑張りすぎでしょう、いやぁ、こんな気持ちになりますよ、ただただ感激、男を感じます。
戦いぶりも素晴らしい、こちらも一生懸命応援したくなる選手です。
さうぽんさんのTBSの「ツヨかわ……なんとかかんとか」のくだりは笑ってしまいました、必死さが伝わりまして(笑)。
TBSの方にお願いに行きたいところですが、たぶん丁重に「いやぁ~、それだけは、そこだけは、絶対譲れません!」と追い出されそうな気がします(笑)。まぁ、上手く耳塞ぎながら…我慢、ホントめんどくさい地上波。やっぱエキサイトマッチが一番です。
でも、TBSがここで田口を、という事は田中との統一戦への伏線ですかね、TBSの十八番ですから日本人対決は。抜かりないなぁ、流石だと感じました。
そして井上。スーパーフライ2まで行くとなればちょっと不安になります。相手はほぼアンカハスですよね…。是非とも見たいカードですが、怖いです。今回の試合の俺の注目する所は、全く「倒し屋」感を見せないで倒す井上尚哉ですかね。倒し屋井上尚哉ではアンカハスには勝てないような気がするからです。
まあ、遠いといっても新横浜までが、或いは羽田までが遠いですから、あとはオマケです(笑)どうってことはないです、ええ。
年末、大晦日の関西、府立、井岡ジム興行は、私は結局一度も行ったことないんですよ。ある意味、心理的に関東以上に遠いというか。休憩多いらしいし、終わるの遅いし、終電シビアだし、かえって疲れるんやないかなーと。まあ、どうでも見たいと思うカードがなかった(リゴンドー、天笠戦くらいですね、迷ったのは)というのもありますが。
まあ、お茶の間(古いですが)の皆さんは、よく知らないから井岡一翔の第二王座戦を、さも大試合みたいに喧伝されても、それをそのまま見て、局に抗議の電話が殺到するでもないわけですが...視聴率のハードルは「大敗」でなければOK、というのが最低ラインで、それはこれからの番宣で巻き返すんじゃないですか。何しろ今度はホントの統一戦だし、TBSもここ数年は、エストラーダ招聘を企図するなど、マジもんで勝負する流れ(あくまで「姿勢」でなく「流れ」なのでしょうが)に変わりつつあるようで、ひとまず喜ばしいことです。加えて、亀田兄弟の起用はしない、ということでもあるらしいので、私としても心安らかであります(笑)。木村と五十嵐も入る、と私もさる筋から聞きました。まあ、行きがけの駄賃や、見たるわい、という感じですかね(笑)。
井上の意気込みは買いたい反面、万全の体調で短期間に世界戦を闘えるのか、不安も当然ありますね。しかし、諸々の事情を、自分の力で全て解決して、勝って話を丸く収めてやる、という気合いは、若さ故のものであるとしても、頼もしくも思います。健闘を祈る以外に、ファンとしては出来ることはないですしね。
>CB400Fさん
ボクシングファンとしては、タイトルや団体の権威崩壊は悩ましく、現状はそのような個別の判断をするしかない部分がありますね。それでいいのか、という問題もありはしますが。
坂井詳記のキャリアは、もっとメディアに取り上げられることがあっていいと思いますね。一度「来日」しての、日本上位との試合も見てみたいですね。
田口のキャッチコピーについては、以前、女性ファンの方から批判的なコメントをいただいたことがあります。実際、彼の闘いぶりを見て、そんな軽い言葉が出てくる人の神経が理解不能です。度し難い、としか。
メリンド戦を勝てたら、田中恒成戦の話がまた持ち上がるかもしれませんね。指名試合の絡みも出てきて、それをクリアできたら、ですが。WBOもアコスタを絡めて暫定王座を作るそうで、情勢が整うには、いろいろやり直し、ということになりますね。
>hiroさん
凄い「旅人」ぶりですねー。昔、マネージャー無しで世界中を飛び回ったバンタム級の世界ランカーがいたそうですが、それでもここまでではなかったと思います。勝ち負け以前に、どういう闘いぶりなのか、或いは佇まいなのか、ちょっと興味が出てきました。
>海藻類さん
我々ファンが、日本のボクシングが抱える特殊性を嘆くのを尻目に、若き王者が、それを全て自分の力で超越してみせる、という意気込みをもって、自らの置かれた地位を高めようとしている、その姿は眩しく映ります。心配もありますが、もう応援するしかないでしょうね。
TBSに関しては、ボクシングに関わる人員にも、入れ替わりでもあったんじゃないですかね。何も知らないですが、以前は安物を誇大広告で売ることを楽しみにしているんじゃないか、という風でさえありましたからね。しかし、上層部は40%越えの時期から、実は亀田家を毛嫌いしている、と聞いていました。現場が数字を出す以上、仕方なく容認していた、というのが実情だったらしいです。さすれば、いずれ「流れ」が変わるのも必然だったのかもしれません。今回のように、大きな予算を然るべき試合実現に生かしてくれれば何よりです。こういう流れを続けるためにも、田口の勝利を期待したいですね。
>R35ファンさん
TV東京の限界ある予算に、内山が縛られたことは、確かに痛恨ではありますね。そもそも帝拳にでも入っていれば、とか、言い出したらキリが無いですが。まあ、TBSが内山を手がけていたとして、やはりスーパーフェザーともなれば難しい部分もあったでしょうね。
>NBさん
田口の試合ぶりは、直に二度見たのも含め、いずれも「こんなことがいつまで続くのか」と思わされる、凄絶なものでした。楽勝というか、落ち着いて見てられたのは宮崎亮戦くらいですかね。あれが唯一の指名試合というのも皮肉で、相手選びとしてはペタルコリン回避など、恵まれていた部分もありましたが、ここに来て叩き込みですね。
TBSとワタナベジムが契約するということは、田中恒成の負傷なくば、本当に対戦が実現していたのでしょうね。田口、田中両陣営が対戦に踏み切れる条件を出せていたというなら、TBSには拍手するしかありません。ツヨかわ問題は当日、最大の不安要素ですね。会場で見る分には問題ないですが...。
井上が問題なく年末に勝つとして、すんなりアンカハスと組まれるかどうかはわかりませんが、組まれたならば、後はやるだけでしょうね。渡米して一試合経験済みなのも大きいでしょう。どうでしょう、早々に間合いを計ったらすぐに打ち込む井上のパターンが出れば、アンカハスを圧倒することも充分あり得ると思いますが...まずは年末の試合を見てからですね。
逆に新横浜からは文体は近いのか。
こら関東人の盲点てか驕りでしたね⦅爆
しかし関西興行はある意味気分的に関東よりも遠かったってのは、
なんだか心理学的に深い話ですわなあ。
逆に今の翔さんが、関東興行に近いその関東に隠遁中と言うのも、何とも皮肉な話ですが。
しかし五十嵐と浜さんが赤坂テレビで会見ってのも、シュールっていうかボーダーレス時代って感じで面白かったですが。
・・・これも結果的に勝算とパパさんが失脚して、あっさりナベジムに母屋を乗っ取られた隠れた恩恵なんですかね。
親交あるナベジムリングならともかく、さすがに大阪の井岡ジム興行に五十嵐が上がってる絵が浮かびませんし(笑
あんなに他局はもちろん、日本人対決もあんまやりたがらなかった業界最大手が、
こんな感じでどんどん垣根超えて日本や東洋タイトルとかも多極言って日本人対決とかやって行っていただければ、
カードも充実して業界活性化されるのにとか思いますが。
なんか山中ネリーも下手すりゃ村田と一緒でフジ??
なんて話もありますし、
・・・もういつまでも昭和のテレビべったり囲い込みビジネスから脱却して、
新時代のモデルを作って行ってjほしいもんですが。
そうすれば業界も選手も、何より私らボクヲタが幸せですし(楽笑
少々長旅でも、本読みゃええわ、動画でも見りゃええわ、てなものなんですが、大晦日の夜遅くに、そこそこ長い時間電車乗って、そんなわけにもいかんのやないかなと。実際どうかは知らないですが。
まあ、それより何より、ホントに大晦日の府立には、心底から「コレ見たい」と思う試合が無かった、というに尽きるんですが。ホント、精神的に「遠い」んですよね...。
現在のTV局にとって、ボクシングの世界戦がどの程度価値のあるコンテンツなのか、業界側との信頼関係、力関係はどうなのか、いろいろ見方があるでしょうが...大晦日の負け戦、撤退戦、理由や表現は何であれ、より良い条件で、請われる先に、すんなり持っていけるような形は、従来のガチガチな「分割統治」よりも良いんじゃないのかな、と思いますね。山中慎介V13なるかという試合が一時間枠の局があれば、長時間割こうという局もある。それぞれに、収まりの良いところに収まってくれれば一番でしょうね。
この流れの中で、出来れば世界戦に持っていく以前のところで、好カードを組んでもらいたいなと思います。例えば和氣慎吾、松本亮、大竹秀典に、転級するであろう大森将平とかをセットにして競わせる、というような形にならんものかな、と思ったり。
これで田口選手が勝って、来年田中選手と3団体統一戦とかになれば最高です。 しかし僕の予想はメリンドの勝利なんですが、頑張ってほしいです。