さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

二度勝たないと終わらない?/怒濤の10月中旬、今から震える

2024-08-25 01:52:53 | 井岡一翔




昨日はABEMAの長丁場配信を飛び飛びで見ていましたが、全体的に、あまり良い感じでもなかったので、感想は簡単に後日。
それよりも、気になる話題がふたつばかり目に入ってきましたので。


WBA、IBFスーパーフライ級チャンピオンのフェルナンド・マルチネス、井岡一翔と東京で再戦。
大晦日の予定だとか。

リングマガジンのジェイク・ドノバン記者の記事。
アルゼンチンで放送されたESPNの番組中にて、フェルナンド・マルチネスと、所属するチノ・プロモーションのマルコス・マイダナが認めたそうです。


7月の「初戦」は、採点においても、内容的にも、明確に差が付いていた反面、見た印象として熱戦と見られたことも確かで、なるほど再戦もあり得るのか、とは思います。
しかし、やはり王者と挑戦者の闘いで、王者が敗れて、奪還を目指して再戦というのでなく、王者同士の試合で勝った方が、他の防衛戦もなしに直接再戦という運びは、ちょっと引っかかりもしますね。
要は経済的に、好条件を出されたということでしょうが、お金の無い方はある方に二度勝たないと、勝ったことにならんのか、という。
サッカーのファーストレグとセカンドレグみたいになってますが、単にタイトルの価値どうという話より先に、「勝負」って一体何なのだろうか、という気にもなりますね。


ABEMAにしたら、ボクシング関連では色々苦しく、他に目玉もなし、予算投入と相成ったのでしょう。
それ自体はボクシングそのものが「切られる」よりは余程良い話だ、と大人の分別をもって受け止めることも出来るんでしょう。しかしなあ...。


==============


と、話は変わりますが伊藤雅雪、トレジャーボクシング代表のYouTube動画。
週明けにも、ジョンリエル・カシメロの試合などについて、SNSで発表予定とのこと。





カシメロとはこのお盆休みに試合の契約を済ませてきたとのこと。
相手は噂の通りなら、バンタム級コンテンダー、サウル・サンチェスと思われます。

他にどんなカードがあるかは週明け待ちですが、京口紘人vsビンス・パラスのラバーマッチが組まれるのでは?と勝手に想像。
ていうか、これはやんないと収まらない感じですけどね。はてさて。


で、日程ですが、動画の中で仄めかし...ていうか、言っちゃってますが(笑)10月13日の昼間みたいです。
13日、14日有明2DAYSの、初日と被ります。昼と夜ではありますが。
とはいえ、おそらく海外開催(韓国かフィリピンか)なのでしょうから、U-NEXTで配信があれば、多少の時間被りの可能性はあれど、両方見られるでしょう。

もちろん有明の会場に行く観戦組の皆様には難しいですが。
あ、でも有明アリーナって、docomoの無料Wi-Fiが場内にあるんでしたっけ。
ならスマホやタブレット持参すれば大丈夫かも(笑)。


これで安心、と思ったのですがここで気付きました。
13日って、未明から早朝にかけてだと思いますが、アルツール・ベテルビエフvsディミトリー・ビボルの試合がサウジアラビアで行われる日だったような。
DAZN(WOWOWでも平行してやる?無理?)のライブ配信を朝まで見て、午後からU-NEXT見て、夕刻からAmazonPrimeVideoを見る...何というか、怒濤の一日になりそう、ですね。
その前日にはABEMAで矢吹正道の世界戦も見ることになりましょうし。
いやはや...さすがにこれは大変。大変すぎます。今から震えております。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 迎撃から追撃、ズバリ/実質転... | トップ | アタマで入って下がらせる ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (海の猫)
2024-08-25 14:27:09
自分には全く理由なき再戦に思えますが、今井岡が引退したら志成ジムは厳しいのかもしれませんね。新興ジムながら精鋭揃いですが、いろいろと順調とは言い難く。先日の Abema 配信、累計で数万でしたから、同接は数千程度ではないかと。メインの鈴木は心身のダメージが心配な敗け方でした。続報は今のところない?でしょうか。

「負けたらもう一回」もどうかと思いますが、マルティネスの方も金が良ければと試合後から再戦に乗り気で。一度タイトルを手に入れたら、ひたすら金になる相手を求め、それ以外はろくに試合もしない王者たちが多く辟易します。挑戦を受けないことで評価(幻想?)をキープしながら実力は落ちている王者の多いこと。

Abema はいっそボクシングから撤退して欲しい、は言い過ぎですかね。基本的な発想や仕事のやり方がいわばヤクザなのですよね。稼げるなら何でもよく、上の連中は馬鹿ではないのでしょうが、「馬鹿をターゲットにした商売」を好む体質の企業に思います。
返信する
コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2024-08-25 20:23:51
>海の猫さん

ジム単位でいうと、ひとつのジムが放送配信局のボクシングコンテンツを担えるわけもなく、TV局ごとに「窓口ジム」が既得権益を抑えていた時代でもないですから、志成ジムがいずれ厳しくなるのは当然で、それを先延ばししたい、ということなんでしょうね。堤駿斗の蹉跌という誤算もあり。
あと、ABEMAの事情でもありましょう。ABEMAはボクシングコンテンツが苦しいところで、その上に格闘技コンテンツも沢山U-NEXTなどに「取られた」そうですから。
鈴木はその後の情報があるんですかね?控え室では一応、起き上がってコメントはしたらしいですが。
王者というかタイトルホルダーというか、まあそういうのを追い回すのは仕方ないですかね。問題は世界王座の価値を脇に置いて(蹴たぐってる人もいますが)それをやれるボクシング界の状況にありましょう。
ABEMAは、ボクシングをやってくれることは基本、有り難いと思っています。でも仰るとおり、納得いかん部分があります。もっとも、それは配信業者の有り様と共に、取り扱われるボクシング界の現状をも反映しているだけ、なのかもしれませんが。
返信する

コメントを投稿

井岡一翔」カテゴリの最新記事