坂田健史、デンカオセーンと引き分け、二度目の防衛なりました。
防衛したのはいいのですが、試合内容は良くも悪くも坂田そのものでした。
前回のバスケス戦でも、初回からけっこう打たれましたが、今回も初回にダウン。
前半はデンカオセーンの好打が完全に支配してたように見えました。
しかし中盤から、デンカオセーンの攻撃は右パンチばかりになり、
なぜか、左からの組み立てが全然なくなってしまいます。
そこに坂田がつけ込んで前進を繰り返し、ペースアップします。
終盤10Rなどは、デンカオセーンを打ちまくり、明白に押さえました。
とはいえ、初回のダウン含め4Rまでで5失点(←あくまで私見です)の坂田が、
残りの回でそれを挽回したかどうかは、ちょっと微妙に思いました。
採点表を見ると、私の印象としては、デンカオセーン勝利を支持したジャッジと、
ドローと採点したジャッジの間くらい。小差ながら、デンカオセーンというところです。
まぁ、少数派の意見かもしれませんが。
全体として、坂田のスロースタートという短所と、
旺盛なスタミナという長所の両方が出て、
それにデンカオセーンの失速が相まっての接戦という感じでした。
坂田はダウンを食った右を、その後は巧くガードしましたけど、
その対応力はさすがとはいえ、やっぱり立ち上がり悪過ぎます(困)。
そろそろ、その辺は善処していただかんと、と思います。ていうか、心配です。
あと、ひとつだけちょっと疑問だったのが、最終回、ラスト30秒での減点。
確かにしかるべき裁定なら、いつであろうと下さねばならないのでしょうが、
あのタイミングで、というのは、いささか奇異に感じました。
防衛したのはいいのですが、試合内容は良くも悪くも坂田そのものでした。
前回のバスケス戦でも、初回からけっこう打たれましたが、今回も初回にダウン。
前半はデンカオセーンの好打が完全に支配してたように見えました。
しかし中盤から、デンカオセーンの攻撃は右パンチばかりになり、
なぜか、左からの組み立てが全然なくなってしまいます。
そこに坂田がつけ込んで前進を繰り返し、ペースアップします。
終盤10Rなどは、デンカオセーンを打ちまくり、明白に押さえました。
とはいえ、初回のダウン含め4Rまでで5失点(←あくまで私見です)の坂田が、
残りの回でそれを挽回したかどうかは、ちょっと微妙に思いました。
採点表を見ると、私の印象としては、デンカオセーン勝利を支持したジャッジと、
ドローと採点したジャッジの間くらい。小差ながら、デンカオセーンというところです。
まぁ、少数派の意見かもしれませんが。
全体として、坂田のスロースタートという短所と、
旺盛なスタミナという長所の両方が出て、
それにデンカオセーンの失速が相まっての接戦という感じでした。
坂田はダウンを食った右を、その後は巧くガードしましたけど、
その対応力はさすがとはいえ、やっぱり立ち上がり悪過ぎます(困)。
そろそろ、その辺は善処していただかんと、と思います。ていうか、心配です。
あと、ひとつだけちょっと疑問だったのが、最終回、ラスト30秒での減点。
確かにしかるべき裁定なら、いつであろうと下さねばならないのでしょうが、
あのタイミングで、というのは、いささか奇異に感じました。
坂田のスロースタート、問題アリですねぇ。
やっぱり選手の性格の問題でしょうか。
あれだけ持久力があるのなら、試合前にミット4Rぐらいバンバン打って行けば?とか思うけど。
あれだけ世界戦をこなしたスタッフがいてこの程度の対処をしていないとは思えないし。
いつか輪島さんが、
「第1Rに3R分の力を使って、やらなくっちゃ。ペースを獲るのが一番大事なんだ。」
というような事をおっしゃっていましたが、僕も同じ意見です。
要するに、最初から最後まで前に出る、ガードはアウトサイドからのパンチに対しては良いけど、真ん中を破られることもある、手数は旺盛、パンチは軽い、強弱に欠ける、という特徴をそのままリングにさらけ出しているだけなのかも知れません。
で、その坂田の戦力に相対した相手が、勝手に優勢だったり劣勢だったりしてるだけなんじゃないか、という...まぁ、いささか乱暴な物言いではありますが(^^;)
正直、昨日は相手の負傷(デンカオセーンは4Rに左手親指を骨折したそうです)、そしてラスト30秒での減点(反省する余地も、反撃する間も与えない)、などなど、坂田はかなり幸運だったと思います。亀田騒動でジムの支援体制が万全でなかったのかも知れませんが。
とにかく、坂田は自分の戦力をもう少し有効に使って闘うべきだと思います。今後誰と闘うにせよ、です。
見ていて疲れます、ホントに(^^;)