さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

4団体統一王者同士となれば話は早いが アフダマリエフ、フルトン共に勝利

2022-06-28 12:49:04 | 井上尚弥



井上尚弥が外国特派員記者協会で会見、とのこと。
英国ガーディアンの記者が熱心に質問していた、というのは、井上への注目が広まっている証と言ってよさそうです。
反面、一部にはどうでもええ話もけっこう出てたようですが。
肝心なのはやっぱり今後で、ポール・バトラーとのバンタム級4団体統一戦のみならず、その先、スーパーバンタム級転向について、色々と語っています。


この日曜、DAZNでムロジョン・アフダマリエフvsロニー・リオス、昨日はWOWOWでスティーブン・フルトンvsダニエル・ローマンが相次いで見られました。
井上は会見の時点ではまだ、両者の試合を詳しくは見ていない、とのことですが、たぶんこれからじっくり見るんでしょうね。
スーパーバンタムに上げることについては「ベストな階級」になる、と表現しています。
やはりバンタム級での調整は苦しいのだなあ、と、ちょっと心配にもなりますが。


あと、アフダマリエフとフルトンが闘って、自分がバトラーに勝ち、4団体統一王者同士の試合になれば理想的、であると。
まあ、本当にそうなったら話が早くて、大変結構ですが、果たして、そうなるためのコストなども考えると、どうなるものか...井上の試合は、日本でやればビッグイベントになりますが、アフダマリエフvsフルトンを、その「前段」としてやろう、と(しかも、会社の違いを乗り越えて)いう意志が、誰かにあるものかどうか。微妙な気もします。そりゃ、やってほしいですけど。


しかし日、月と二日連続で、アフダマリエフとフルトンの試合をしげしげと見ると、そういう細かい話は置いて、井上との対戦はもとより、この両者が闘ったら面白いだろうなあ、と思います。見てみたい、と。
予想となると、やっぱりフルトン有利だろうなあ、と。多分、多数派だと思いますが。
アフダマリエフの右フックリードや、ボディ攻撃でもって、フルトン相手に12ラウンズ中、7つ取れるか、という単純な見方ひとつでも、やっぱり難しいんではないか、と思います。

今回、執拗なアタックを止めなかったダニエル・ローマン相手に、攻防ともに抜群のスピードとスキルを見せつけ、最初から最後まで、ほとんど危うさを感じさせなかったフルトンの才能...基本性能、技術水準、質の高さ、表現は色々ありますが、やはり並外れたものです。
当然、結果知って見てたわけですが、全然退屈しませんでした。
偉いもの見とるなー、ホンマに巧い、こら凄い...世界チャンピオンって、こういうこっちゃなー、と。
ただただ感心するのみ、でした。

とはいえ、地味ながら戦力の土台がしっかりあって、無理、無駄のない堅実派、アフダマリエフの底力も相当なものがあります。
今回のローマン以上に、フルトンを苦しめる展開も、充分想像出来ますね。


そういうことで、この両者が本当に対戦するとなれば、何とかしてライブで放送なり配信なり、お願いしたいものです。
まあ、おそらく井上尚弥の対戦相手としてのクローズアップ、という側面があるので、大々的に...とまではいかずとも、何とかしていただけるものと思いますが。



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2 コメント

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Unknown (アラフォーファン)
2022-06-29 00:50:28
どっちも強いですよね。ただフルトンの方が底見せてない感します。スピード、身のこなし、よけ勘、見切るセンス抜群。それを最小限でやっていて、その気になればダウンシーンを一つは見せれたはず。
フルトンのKO率も、パンチ力がないわけじゃなく、無理しなかっただけですね。
この人が尚弥さまの最高速、最強パンチを前にどうなるか、楽しみではあります
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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2022-06-29 14:05:19
>アラフォーファンさん

余裕残してますよね。ローマン相手にそれが見えるだけでも凄いことです。アフダマリエフ相手だと、もうひと息「詰め」られるでしょうし、楽な感じはなくなるでしょうが。パンチ力についてはちょっとわからないですが、狙いの鋭さや、読みを外した上で切るように打つときがあり、あれがまともに決まれば、誰でも大変でしょうね。
井上尚弥との試合、見てみたいですね。もっとも、あれこれ含めて同等の性能を持つ者同士、と仮定すれば、階級上げてコンディションも良くなり、パンチ力よりもさらに多彩に打てるようになる?井上は、フルトンにとり、最大の脅威ではあるでしょうね。
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