コロナに侵略戦争と、良きこと無き世界で、花粉症に文句なんか言うとる場合じゃない、という今日この頃ですが、毎週のようにライブ配信を見せてくれるDAZN、次の日曜のメインイベンターが、難病に伏す、というニュース。
ウェルター級において、ジャロン・エニスと並ぶ新風、バージル・オルティスが「横紋筋融解症」という、聞いただけでも怖ろしげな名称の病気に罹り、試合キャンセルとなりました。
ちょっと調べてみただけでも「骨格筋の融解、壊死により、筋体成分が血中へ流出した病態」であり、
「流出した大量のミオグロビンにより尿細管に負荷がかかる結果、急性腎不全を併発する」ことが多く、
また、希にではあるが「呼吸筋が障害され、呼吸困難になる場合」があり、
「血液透析などの適切な処置が必要」などと、もう目を覆いたくなるような説明が目に入ってきます。
一言、絶句もの、です。まさしく難病、その典型というか雛形のような病気です。
試合のリスケ云々どころではなく、長期ブランク...で済めばまだ幸い、でしょうね。
その外連味無い果敢な闘いぶりで、ウェルター級の大御所クラスに挑み、その王座を脅かせるか...その可能性を秘めた猛ファイター、オルティスにとり、ボクシングとは別のところで、試練というよりも災難というべき事態です。
何しろ、まずは健康を回復してもらいたい、と祈るしかありません。
そして、再び、その勇壮な闘いを見せてくれる日が来ることを...。
ただ私の場合はひと月安静にし、その後完治、2月後は普通に運動できました。オルティスがどこまでの症状かは分かりませんが、早めに復帰できる事を祈ります。
なんと、この病気に罹られたことがあるのですか。軽重あれど、筋肉の酷使が一因となれば、軽く済んだら僥倖かもしれませんね。