悪い流れがひとまず止まってくれました。
長谷川、名城と王者の敗戦が続き、昭和40年代の「雪崩現象」を引き合いに出す向きもあったりしましたが、
とりあえず内山はいつも通りに丁寧で、冷静で、しかし勇敢で、つまりは盤石でした。
身長、リーチでまさる挑戦者グラナドスに対し、ジャブを外せるぎりぎりの距離を取ってプレッシャーをかけ、
繊細にパンチを外しては的確に決める強打で脅かし続け、6Rに右クロスでダウンさせ、
さあこれからと思ったらレフェリーとグラナドスの認識違いでそのまま試合は終わりました。
内山高志、確かに技量に差のある挑戦者でしたが、あの体格差をものともせずに「順当勝ち」とは
初防衛としては充分、合格点の試合だと言えましょう。
丁寧に外して、要所を見極めて打ち、相手に楽をさせずに一手ずつきっちり詰めていく。
その揺るぎなさ、頼もしさは、逸材が持てる才能を開花させた幸福を、ボクシングファンに感じさせてくれますね。
長谷川、名城が王座を失ってなお、こういう王者がいることは、ファンにとってとても嬉しいことです。
これから対戦相手のレベルが上がってきて、そこで苦しむこともあるでしょうけど、
彼は少なくとも、自分の力量の全てを出し切って、然るべき内容と結果を見せてくれることでしょう。
元王者リナレスか、暫定王者ソリスか、或いは他の強敵かわかりませんが、
さらに上のレベルで内山がどこまで行けるか、早く次を見てみたいところですね。
しかし最後の終わり方だけは、ちょっとどうかなぁ、と思いますね。
スペイン語でカウントしてたら違ったのかな、と最初に思ったのですが、
考えたら当然、ルールミーティングで英語でカウント、って確認されているわけでしょうし。
ただ、立てるなら早めに立てばいいのに、と思う反面、レフェリーも杓子定規に打ち切ることはない、とも。
何にせよ、ちょっと締まらない終幕ではありました。
長谷川、名城と王者の敗戦が続き、昭和40年代の「雪崩現象」を引き合いに出す向きもあったりしましたが、
とりあえず内山はいつも通りに丁寧で、冷静で、しかし勇敢で、つまりは盤石でした。
身長、リーチでまさる挑戦者グラナドスに対し、ジャブを外せるぎりぎりの距離を取ってプレッシャーをかけ、
繊細にパンチを外しては的確に決める強打で脅かし続け、6Rに右クロスでダウンさせ、
さあこれからと思ったらレフェリーとグラナドスの認識違いでそのまま試合は終わりました。
内山高志、確かに技量に差のある挑戦者でしたが、あの体格差をものともせずに「順当勝ち」とは
初防衛としては充分、合格点の試合だと言えましょう。
丁寧に外して、要所を見極めて打ち、相手に楽をさせずに一手ずつきっちり詰めていく。
その揺るぎなさ、頼もしさは、逸材が持てる才能を開花させた幸福を、ボクシングファンに感じさせてくれますね。
長谷川、名城が王座を失ってなお、こういう王者がいることは、ファンにとってとても嬉しいことです。
これから対戦相手のレベルが上がってきて、そこで苦しむこともあるでしょうけど、
彼は少なくとも、自分の力量の全てを出し切って、然るべき内容と結果を見せてくれることでしょう。
元王者リナレスか、暫定王者ソリスか、或いは他の強敵かわかりませんが、
さらに上のレベルで内山がどこまで行けるか、早く次を見てみたいところですね。
しかし最後の終わり方だけは、ちょっとどうかなぁ、と思いますね。
スペイン語でカウントしてたら違ったのかな、と最初に思ったのですが、
考えたら当然、ルールミーティングで英語でカウント、って確認されているわけでしょうし。
ただ、立てるなら早めに立てばいいのに、と思う反面、レフェリーも杓子定規に打ち切ることはない、とも。
何にせよ、ちょっと締まらない終幕ではありました。