さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

名城が幸福を得られるならば/モンティエル戦速報

2010-02-14 13:54:53 | 名城信男
なかなか話も出なかった名城信男次期防衛戦は、
ウーゴ・カサレスとの再戦が入札になるそうです。

名城陣営の皆さんには怒られるかもしれませんが、
メキシコ開催になって、名城が西岡利晃に続く海外防衛に挑むというのも
それはそれで見てみたいなぁ...という気がします。
少なくとも、あの攻撃力と果敢さで世界のトップクラスと伍して闘える
ワールドクラスのファイター、名城の試合が地上波なしだったり、
あっても6パーセント台の視聴率だったりする現状は、
もう名城がこの国を相手にする必要などない、と断じていいものです。

昨年、西岡がジョニー・ゴンサレスをノックアウトして勝ち名乗りを受けた瞬間、
会場のモンテレー・アリーナを埋めた大観衆は、割れんばかりの大歓声を西岡に送りました。
WOWOW放送時には音声レベルを落としてあったようで、だいぶ感じが変わっていましたが、
ネットでアステカTVの生中継を見ていると、その音量が大きすぎて、音が割れてしまっていました。

たとえ地元の選手を倒した相手であっても、闘う姿を見て、それが真の強者と認めたら、
惜しみなく称えて拍手を送る、2万近くの大観衆。
ああ、これがボクシング王国メキシコの、本場の本場たる所以やなぁ、と感心しました。
西岡ひとりがメキシコで勝利したとて、日本のボクシングとかの国のそれとは、
色んな意味でまだまだ、果てしない差があるなと感じた次第です。

あの舞台で、名城信男が勝ち負け以前の問題として、己の力を存分に発揮して闘えば、
日本で受けるそれとは比べものにならぬ、ファイターとしての幸福を得られるのではないか。
まあ、もちろん様々な困難が待ち受けているでしょうし、リング上でもまた、
実力者ウーゴ・カサレスが前回以上の意気込みを持って挑んでくるわけですが、
それをも込みで、名城が敵地、王国メキシコのリングで闘う姿を見てみたい、とも思うわけです。
もちろん大阪開催でも、大いに応援しますけれど(^^;)


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速報、フェルナンド・モンティエルはつい先ほど、比国の若手シソ・モラレスを初回KOで下し、
WBOバンタム級王座を防衛したそうです。
これで長谷川穂積戦はほぼ確定、と思われます。理想の展開ですね(^^)
正式発表を首長竜になって待っております(^^)

コメント (3)
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