さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

輝く日々

2010-02-19 15:16:23 | 関西ボクシング
最近、動画紹介ブログと化して来てますが(^^;)
今回は伝説の名トレーナー、エディ・タウンゼント生涯最後の世界挑戦、
井岡弘樹vsマイ・トンブリフラム戦のドキュメント
「エディとチャンプ -老トレーナーの熱い闘い-」の映像を紹介します。
その1その2その3その4その5


赤井英和の世界再挑戦のために三迫ジムからグリーンツダジムに移籍してきたエディさんが
赤井、神代英明(これもすごい選手でした)の世界戦が実現できなかった不運を経て、
ついに巡ってきた世界挑戦のチャンスに、弱冠18歳の井岡弘樹を擁して挑む日々を
克明に記録したドキュメンタリーです。

このタイトルマッチの成立過程、105ポンドクラス新設王座の価値、そして試合内容については、
当時、様々に厳しい批評がなされた事実があります。
しかしそうした批評、評論をいったん脇に置いて、このドキュメンタリーには一見の価値があります。

当時18歳の井岡弘樹が放つ輝き、瑞々しい存在感。
彼をこよなく愛し、己の夢を賭けて共に闘う老師エディ。
人として、生きる季節は全く違うふたりが、ひとつの夢に向かって、
信じ合い、いたわり合いながら歩んだ日々。
決して劇的でも、悲壮感漂うわけでもない、でもまばゆいばかりに輝ける日々。
それらがあますところなく記録された、秀逸なドキュメンタリーです。

当時、放送されたものを録画し損ねて、悔しい思いをしたのですが、
ほぼ一年後くらいに再放送されたものを逃さず録画したものです(^^)
お時間ある時に、興味ある方はどうぞ、ご覧下さい。

私個人としては、エディさんが、海老原博幸がビラカンポに破れた試合について
力を込めて話すところが一番好きです。見ていて、涙が出そうになったくらいですね。

コメント (2)
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