さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

最大の強敵

2006-06-06 23:32:32 | その他
亀田大毅の試合、録画したのを見ました。

最大の強敵!と喧伝してましたが、もー、絵に描いたような噛ませさん。
しかも体格が全然違うもんだから、それをいいことに、少々打たれても、
ぐいぐい押し込んで打つ、また打つ、の繰り返し。

こらひどいわ、と思っていたら実況アナウンサー「この威圧感はすごい」つってました。
面白い冗談やなぁと思ったら、笑わすつもりじゃないみたいでしたが。

で、最後はインドネシア人が自分から座っておしまい。
なのに場内、きゃーきゃーすごい盛り上がり。
かつての福田健吾も真っ青です。

視聴率、またも高かったそうですね。
頭からごりごり行って、相手がそれにお付き合いしてくれている、
ただそれだけの試合なんですが...。


先日、ある友人に聞いた話です。
その友人の会社の同僚は、プロレスファンなのですが、
たまにG+でボクシングを見るらしいのです。

で、その友人が、稲田千賢が世界挑戦したという話をしたら、

「えー、それは勝てないっしょ。パンチも動きも何もかも、全然遅いし。」
「あんなんで世界なんて通用しないでしょ?」

と、即座に断言したそうです。
友人は思わず苦笑したそうですが。

しかし、それが、目の曇ってない人の、率直な声というものでありましょう。
一度、この人の亀田兄弟評を聞いてみたいものですね。

私のような、ボクシングファンならではの怨嗟とも、
バッシング傾向が出てきた一部マスコミ報道とも、
そしてTBS中心のケツ持ちメディアとも違う、真の評価がそこにあるように思います。


コメント (9)
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