オスカー・デラホーヤ、6階級で10個目の世界タイトル奪取ですと。
いやはや、トーマス・ハーンズも裸足で逃げ出しますな、こりゃ(^^;)
しかし、男前でカネあって女にもててボクシングがつおい。
こういうとことん羨ましい奴には、たまには痛い目見てほしいのう、
とゆーよーなことを、けっこう本気で思っている了見の狭い私なわけですが、
今日の闘いぶりには心底感心しました。
そもそもこの人、今や、ボクサーじゃなくて社長さんなんですよね。
ボクサーの引退後って、哀しい話が多いものですが、この人はそういうの一切なし。
それを如才ないって嫌うのも一つの見方ではありますが、
かつてのスターが第二の人生をしっかり生きるっていうのは、
スターとしての責任感であるとも思いますし、
さらに、ライバルのホプキンスやモズリーと手を携えているというのだから
これはやはりすごいことではあります。
しかし、すでにそういう方向へ人生の舵を切っている人が、
またボクサーとして、今までと同じように闘えるもんなのかなぁ、と
疑問を感じてもいました。
でも今日の試合みたら、こういうレベルのセンセ方っていうのは、
私ごときが狭い了見で考えるレベルとは、全然かけ離れてるのね、と
改めて思い知らされた感じであります。
ほんと、ブランクの影響とか、なーんもなかったですね。
やっぱ、世界のスーパースターちゅーのは、ものすごいです。
次の試合がラストファイトになるのならんの、という話ですが、
デラホーヤのボクサーとしての評価はさておいても、
この人の「スター」としてのすごさだけは、誰にも否定できません。
ほんま、羨ましい限りです...(^^ゞ