リラハープ工房

古代ギリシャ以来の弦鳴楽器を現代楽器に進化させたリラハープを製作している工房でのできごとをご紹介しています。

工房の音楽事情

2019-11-20 21:22:43 | 日記

朝工房に着くとラジオのFM放送にスイッチを入れ主にクラシック系を聴きながら仕事を始めます。

サラメシタイムはTVでニュースの他、今は「やすらぎの刻~道」で中島みゆきの歌を聴きます。

午後はまたラジオにもどり「歌謡スクランブル」を流します。

そして帰り支度のあたりから聴くのは、北原ミレイ、加藤登紀子、桂銀淑、ちあきなおみ、JUJU、など女声の歌です。

男声ヴォーカルで好きなのはジャズ系の英語の歌ですが、今はそのCDの出番はありません。

もちろん、リラのチューニングの時はすべて音を止めてリラの響きに集中します。

 

 

 

 

 

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白杖の人

2019-11-19 20:48:23 | 日記

いつもの自転車通勤の朝、信号待ちしていると、となりに白杖を持った女性が立っていました。

信号が青に変わっても動かないので、私が「青ですよ」と声を掛けました。

すると大きな声で「ありがとうございます」と言って横断歩道進み、また「ありがとうございます」渡ってからも「ありがとうございます」何度も応えてくれました。

それを聞いた私の心も温かくなりました。

通りすがりの人ですが、いつの日かリラの音を聴いて頂きたいと思ってしまいました。

こちらこそ「ありがとうございます」 

 

 

 

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生演奏の魅力

2019-11-18 20:59:13 | リラちゃんの豆知識

今はどこでも音楽を聴くことができるグッズが当たり前のように利用されています。

でも生演奏の魅力は別物です。

スピーカーやヘッドホンから聴こえる名演奏もイイのですが、音楽会などライブでの演奏は耳だけでなく、目や皮膚など全身で音を受け止めています。

それが脳を活性化しているとの医学者の文章を読んだことがあります。

そばで聴くリラ弾きの演奏は会話をじゃますることがありません。

目と鼻の先での演奏は弦の振動も指が弦に触れ音も伝わります

そして、技術を超越して弾く人の心が伝わります。

そこでの思い出は録音を聴くのとは比べ物にならないほど長く心に残ります。

(写真はMikiさんです)

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チューニング日和

2019-11-17 20:26:03 | リラちゃんの豆知識

リラ工房の日曜日はチューニング日和です。

今日は特に晴天で、車も少ない、飛行機も飛ばない、幼稚園もお休み、歩こう会の行列もなし、、、などで静かな工房です。

チューニングの機械は目的の音以外にも反応します。

そばに冷蔵庫があれば、その雑音も拾います。

楽器は初めてという人は、音名(CDEFGABC)階名(ドレミファソラシド)も覚えたりで少し戸惑うこともあると思いますが、やってみると思ったより簡単です。

こんな日はゆったりとした気持ちでチューニングも楽しみましょう。 

 

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練習だけではありません

2019-11-16 21:27:05 | リラちゃんの豆知識

リラを長く弾いている人は練習と音の会話、その両方楽しんでいます。

練習では弾きにくい楽譜を何度も繰り返し弾いたり、動きの悪い指を鍛えたりで、我慢の時があります。

でも、練習で培った技術で自分だけの世界を表現する楽しみもあります。

リラは楽しんでこその楽器です。

練習時間はその楽しみを大きく膨らませるための時間です。

この両立は、いつかそうなるではなく、始めた時から練習と楽曲を奏でる楽しみの同時進行です。

 

 

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ア・カッペラ

2019-11-15 21:26:07 | リラちゃんの豆知識

私は伴奏なしで歌うことをアカペラと言うのだと思ってました。

が、新音楽辞典(音楽之友社)にはア・カッペラの項目があり、伴奏を伴わない合唱曲と書かれていました。

時間と共に言語表現も変わるのかもしれません。

でも、伴奏なしのソロの歌唱が大きな感動を呼ぶこともあり、たて琴リラの単旋律が聴く人の心に響くことも十分あると思います。

が、リラの練習では重音奏も取り入れ、アンサンブルにも対応できるようにしたいですね。

 

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アメイジング・グレイス

2019-11-14 20:30:46 | リラちゃんの豆知識

この夏から28弦リラを始めたKさんが、教則本の最初の練習曲8曲をすべてを弾いてくれました。

仕事と子育てで忙しい方ですが、練習をつづけていることが分かります。

その中の1曲アメイジング・グレイスは16小節の曲で単旋律です。

この曲は今のKさんにぴったりで、ゆったりテンポで単音を丁寧に弾くのを聴いていると、これだけで十分曲想が伝わります。

技術はこれからまだまだ磨かれていくと思いますが、今のこのシンプルな演奏も立派な演奏だと思いました。

手元にリラと教則本がある方は、アメイジング・グレイスをさっそく弾いてみてください。

 

 

 

 

 

 

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年齢は問いません

2019-11-13 20:09:12 | リラちゃんの豆知識

時々、リラ工房にお問い合わせがあります。

先日もNさんからお電話を頂きました。

「リラを弾いてみたいけど、楽器経験もなく、年齢も気がかり」というものでした。

実際はピアノを習ったことがある方も少しおられますが、楽器にもリラにも縁がなかった人がほとんどです。

そしてリラを始める人は今のところ成人がほとんどですが、始める方の年齢は問いません。

大事なのは、楽器を練習して、自分の思いを音色にのせて奏でてみたいという強い気持ちです。

その気持ちで一歩踏み出す人はいくつになっても青春の心でたて琴リラを響かせることができます。

 

 

 

 

 

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ショパンコンクール

2019-11-12 20:31:56 | 日記

NHKBS1の番組を見ています。

ショパンコンクールのファイナリスト10人のうちヤマハのピアノを弾いた人が7人、スタンウエイを弾いた人が3人でした。

でもファイナルで実際に弾かれたピアノはヤマハ5、スタインウェイ5でした。

ピアノは楽器製作者と調律師が音を作っていること。演奏者は限られた台数のピアノから自分に合った楽器を選ぶこと。あらためて確認させられました。

これはピアノだけかもしれません。

楽器の音色の大部分を演奏者自身が作り出す他の弦楽器の魅力と素晴らしさをあらためて確認しました。

 

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リラの個性

2019-11-11 19:57:20 | リラハープ

たて琴リラの魅力の一番は音色です。それは音の質と響き方の特徴です。

これはすべて弦が解放弦(フレットや指で弦をおさえて音程を変えるのではなく、ネックから駒までのすべてが振動する音源)であることと、弦の材質がスチールであることが大きな要因です。

リラ自体の音は大きくないですが、芯のある透き通った音がすべての音域で再現できます。

リラ工房は作業場であり、前はバス通りで交通も途切れることなく続き、空は飛行機やヘリコプターなど毎日飛んでいますが、レッスンには支障はありません。

でも、短い弾きやすい曲を、できれば静かな場所で録音し、オーディオ機器で聴いて頂きたいです。

きっと、その個性ある音色に気づいて頂けると思います。

 

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