リラ工房の25弦リラ・やすらぎ、28弦リラ・情熱の重さは約2キロ前後で、しっかりとした作りになってます。
なぜこの構造になったか、そのヒントはピアノの構造にあります。
ピアノもリラもスチール弦をフレットなしの解放状態で響かせます。
そのため弦には引っ張る強い力が必要です。
ピアノの場合1台で16トン(㈱日本ピアノ総合センター発行・ピアノの調律・整調・修理の実技より)の張力がかかっています。
リラの場合は150から170kgの張力で弦を引っ張ってます。
この張力に負けないしっかりとした構造が、リラの響きを作っています。
毎日練習してるのに、なかなか上達しない、、、と、思うこともあります。
この時役に立つのは自撮りの動画です。
私の経験ですが、動画を撮った直後、下手さばかりが目立ち、素直に喜ぶことができません。
でも、頑張った、ガンバッタ、、と思うようにし、動画を消すことはしません。
そして、また上達しないと思ったある日、その動画を再生します。
すると、夢中になって弾いた自分の演奏がいとおしくなり、それなりの良さを発見し、何気ない日常のひと時、リラを奏でていた事実がきちんと蓄積されていることに気づきます。
そこで、私はひとり、ほくそ笑みます。(笑)
リラは基礎練習として、音階を何度も弾き、簡単なメロディーもたくさん弾きますが、それをスマホで自撮りしてみましょう。
もっと難しい曲が弾けるようになったらではなく、今弾ける曲を撮って聴くことも良い練習になり、成長の記録にもなります。
私も上手になってから、と、消極的な時期もありましたが、今は撮ってて良かったと思っています。
技術ではなく、音にこめた思いが聴こえてきますよ。
リラもピアノもスチール弦を鳴らしますが、ピアノには個々の音を止めるダンパーという装置が付いています。
たて琴リラの音を止めるのは、弾いてる人の指と手です。
ピアノの高音部にはダンパーが無いように、リラも高音部は音を止めるより響きを残す演奏をすることもあります。
リラの弾き始めは、音を止めるよりも鳴らすための練習をしますが、慣れてきたら徐々に音止めも始めます。が、私の経験では弾いていると自然に止めてることもあり、あまり心配せず楽しく練習を続けましょう。
今日はMissa Aokiさんの演奏動画をホームページにアップしましたのでご覧ください。
実は今日も動画編集に戸惑い、結局ITエンジニアのNさんに手伝って頂き、やっと出来上がったものです。
次回はもう少し上手にできるよう頑張ります。
でも、Missa Aokiさんの演奏はこれからの可能性を感じる良い演奏です。
是非お聴きください。
医師から小説家になった渡辺淳一と脚本家・劇作家の倉本聰の自伝的な本を読んでいます。
渡辺淳一は札幌での医師の生活を捨てて、東京で作家になり脚光を浴びました。
倉本聰は東京での作家生活を捨て、北海道富良野に移り、今も数々の名作ドラマを生み出しています。
作品はまったく別のジャンルに見えますが、二人の作家の作品から北海道のイメージを膨らませロマンを感じています。
不注意から指を傷つけてしまい今日は大事を取ってリラを弾いてません。
日常にリラ弾きが組み込まれているので、ちょっと変な気分です。
いつでもどこでも弾ける楽器は少ないです。
音も大きすぎず、持ち運びも可能で、単音メロディーから和音奏までできるので、ひとりで弾いても不足はありません。
どこまでも自分の世界を作り広げ、他の人にも夢をお届けできるのが楽器演奏です。
最初は指使いが難しいと感じるかもしれませんが、続けることでそれを感じなくなりますよ。
(写真は札幌のMikaさんです)
ようやくプロ野球が始まり、今はテレビ観戦ですが、ここ東大和市の北部では西武ライオンズ球場からの歓声が聞こえそうです。
以前はホームランを打ったのか花火の音も時々聞こえていました。
今年はコロナウイルスの関係から無観客なので、今は電子オルガン(ハモンドオルガン風サウンド)が球場を盛り上げています。
めったに聴くことがなくなったオルガン音を聴くと、電子オルガンブームだった頃が懐かしく思い出されます。
楽器演奏の楽しみ方は人それぞれですが、今はだれでも自分の演奏を聴いてもらえる時代になりました。
路上ライブは許可を得ないと難しいですが、ネットにアップすれば誰かが聴いてくれます。
でも、IT時代になる前は、楽器を家で練習し楽しんでいても、一般の人がそれを発表するチャンスは少なかったと思います。
私の青春時代、先輩の勧めもあり日比谷公園の野外小音楽堂を借りてピアノ演奏をしたことがあります。(観客は数人)
今思えば恥ずかしさにたえ、よくやったなと思います。
リラ奏者の皆さん! 自分の演奏を聴いて頂くことも演奏力アップにつながりますよ。
(写真は都立産業技術研究センターでのリラ演奏)
最近、IT関連の社長は背広姿より、動きやすい服装で仕事をする印象があります。
最近テレビの特集番組で楽天の三木谷社長の一日を拝見しましたが、朝から背広姿ではなく黒シャツでエネルギッシュに仕事をこなしていました。
全く次元は異なりますが、私も背広を着るのは1年に1度あるかないかで、普段は動きやすさ優先のジーンズとシャツとジャンパーで過ごしています。
この夏も厳しい暑さが続くと思われます。
新しい生活様式が模索されています。この際、ビジネスマンもクールビズだけでなくオールシーズンの服装を見直してもイイのではないでしょうか?