今日のリラ工房の作業は、ニス塗り工程でした。
いつものFMラジオが流す音楽も、今日はちょっと動きにマッチしません。
それで、CDをBGMに使うことにしました。
ニス塗りにジャズも演歌もショパンも、いまひとつシックリしません。
試しに流したヴァイオリン曲がピッタリでした。
おかげでスムーズに刷毛がすべり、気持ち良いニス塗り作業ができました。
今日のリラ工房の作業は、ニス塗り工程でした。
いつものFMラジオが流す音楽も、今日はちょっと動きにマッチしません。
それで、CDをBGMに使うことにしました。
ニス塗りにジャズも演歌もショパンも、いまひとつシックリしません。
試しに流したヴァイオリン曲がピッタリでした。
おかげでスムーズに刷毛がすべり、気持ち良いニス塗り作業ができました。
時々「リラ(ライアー)は難しいですか?」と聞かれることがあります。
「難しい曲を弾くのは難しいです」「弾きやすい曲もたくさんありますよ」と答えます。
練習の時は、技術向上のために難しい曲やフレーズを何度も弾きますが、演奏は難しいことが良いとは限りません。
シンプルな単音奏でも難しい曲以上に感動的な素晴らしい演奏もあります。
まだ少ないですが、リラ工房のホームページは海外で暮らす方々にも見て頂いています。
そして少しずつ増えてきて、今はブラジルの方がトップです。
ホームページの翻訳機能の精度がどれくらいなのか分かりませんが、とても嬉しいです。
これからも国内外のリラ仲間に喜ばれるよう工夫したいと思います。
リラの弾き始めは、楽器が不安定で、指も思ったように動きません。
そのため弾き手と楽器の一体感もなく、鳴らす音にも、思いが通じてはいません。
でも、教則本にそって、基本練習を繰り返すことで、それがだんだん解消され、やがて、弾き手の気持ちをストレートに語っていると実感できる瞬間がおとずれます。
これは瞬間です。
これが持続するようになる。
リラ奏者の醍醐味です。
プロの歌手はステージで司会者などとくだけた感じの会話で会場を盛り上げ、その直後に涙を流さんばかりの歌唱を平然とこなします。
リラで何度も弾いて自信を持っている曲を、人前で弾いても、どこかよそ行きな感じで、いつもの思いがリラに伝わらず、感情移入もできず、消化不良な演奏になることが良くあります。
これは楽器を持って、演奏モードに入る、その瞬間に気持ちを切り替えることができないのが影響していると思われます。
リラ奏者のみなさん。
リラの弦に指を触れた瞬間に、別人になり演奏モードに切り替えましょう。
FMラジオでクラシック系の番組を聞いていたら、解説者がヨーロッパの今を話してくれました。
経済状況が厳しさを増し、劇場などでは合唱団などの音楽家を雇っておくことが難しくなり、大御所と言われる指揮者などがギャラの関係で敬遠されることもあるようです。
音楽に限らず、日本でも企業のスポーツクラブなどの解散が時々話題になります。
リラ演奏が世の中の変化にも影響を受けない音楽活動の一つとして定着できますように。
今もBSで聴きました。
この曲は年代を問わず今も歌われ続け、NHKのど自慢大会でも若い人がたびたび歌い、今も新鮮さを失っていません。
他にこのような歌謡曲は思いつきません。
作曲した宮川秦さん、最初に歌ったザ・ピーナツも喜んでると思います。
蛇足ですが、私も歌います。
リラ(ライアー)の弦は長く使えますが、音量や音伸びの減少など劣化の症状が表れた時は、弦の全交換がおススメです。
その際に、駒の交換も一緒に行うこともあります。
リラ工房ではそのためのページを新設しましたのでご覧ください。
脳に障害を受けてリハビリ中の女優が驚異的な回復をしているとテレビ番組で紹介していました。
その女優は食事の時はフォークを使って食べたり、飲み物のカップを動かしにくい手で持ったり、難しいこともなるべく自分でやるようにすると言ってましたが、さらに、テレビのリモコンを指先で動かす際も、なるべく動かしにくい指を使っていると言ってました。
そのことを医師は「指先を動かすことは脳にとても良い刺激を与えている」と解説してました。
これはリラの練習にも当てはまるように思いました。
朝、工房に着いて最初にやることは、ラジオのスイッチを入れることです。
AMでニュースや楽しいおしゃべりを聞きながら仕事を始めますが、最近はNHKFMを朝からずっと流し続けることが多くなりました。
音楽番組が主体で音質も良いので、工房のBGMとしても良いと思いました。
でも、ゲストを迎えての楽しい会話などAMも捨てがたく、時々切り替えて聞いています。
ラジオにはパソコンやスマホとは違う楽しみがありますね。