手作りリラの特徴

工房ではリラを製作し調整をしていますが、それとは別に私も以前作ったリラを使って演奏し、その楽器の状態をいつも観ています。それによって改善されたことも数々あります。そうやって工房からお客様のところに新しい楽器をお送りさせていただいていますが、それでも、予期しない変化もあります。そんな時は楽器を工房に送って頂き調整させて頂いています。
一台一台が同じではないのも手作り楽器の特徴ですね。

豊田市のH先生

数日前、豊田市のH先生に映画音楽のライアー用アレンジをお願いしました。今日さっそく送られて来たので、イントロを少しだけ弾いてみました。
H先生のアレンジは、シンプルでありながら大事な音を選んで配置しているので、弾いてみるととても綺麗な響きになっています。
今度の曲もとても楽しみです。弾けるようになったら録音してみます。HPにもアップしたいのですが、著作権の問題を調べてからになります。

しみじみと奏でる音色

東京は梅雨空のような天気です。朝から工房での仕事をし、昼は雨合羽を着て愛車（普通の自転車）を飛ばして、友人宅まで行きました。帰ってからまた木工作業をしました。
こんな梅雨空の日は、家でしみじみとリラを奏でるのも良いものですが、日々の生活に追われていては晴耕雨読はいつのことやら。

桧

桧はリラにも一部使われていますが、加工しやすくキメの濃さを感じる木材です。ウィキペディアで調べたら、日本と台湾にしか分布しないと書かれていました。
建材として最高級と言われるのも分かるような気がします。
今日のリラ工房は桧材の加工をやってます。

子育て中

子育て中のお母さんからメールを頂きました。
子供は健康で立派な人に育って欲しい。そう思って母は頑張っているからこそ、ストレスもあるし疲れもたまることでしょう。そんな時リラの音色で癒されるとのこと、、、
「ご苦労様。やがてほっと一息つける時が必ず来ると思います。頑張りましょうね」

リラの調律２

リラが新しいうちは、音程も音色も安定しない場合がありますが、弾き込むことによって落ち着いてきます。その後は音程もそれほど狂わないので頻繁に調律する必要がなくなりますが、いつも正しい音程で弾くようにしないと美しい演奏はできませんので、チューナーなどを使って、音程の確認をして下さいね。

リラの調律

リラを調律するのに、今はとても使いやすいチューナーが市販されていますから、それを使うようおススメしていますが、注意しなければならないことがあります。
それは、一つの音は基音と倍音で構成されています。普通は基音を聞いて音程を感じますが、そのなかに倍の振動数の音などが含まれています。そのためにチューナーが基音以外の音をキャッチして、それを表示する場合があります。そのため何度か音を出してみてください。そうすれば正確な音の表示がわかると思います。

待つ時間

リラ製作の過程で待つ時間が何度もあります。それは接着剤やニスの乾きまでの時間。さらに、弦を張ったあと音を出しながら調整し、弦と木材がなじむまでの時間。などなど、これは製作者にとって緊張と楽しみの時間です。

ノ・ムヒョン前大統領

今パソコンを開いて衝撃的なニュースを見ました。韓国の前大統領が自殺したと報じられています。
私は趣味で韓国語の勉強をしていることもあって、身近なことのように感じてしまいます。
大統領にまで上り詰めた人生。幸せだったのでしょうか？
とても残念です。

モスクワの夜は更けて

私はカラオケでたまに「ロシアより愛をこめて」を歌います。マット・モンローが最初に「フロム　ロシア～」と発声しただけで感動してしまうくらい大好きな曲です。さらにデキシーランド風演奏のケニー・ボールの「モスクワの夜は更けて」もまた大好きな曲で、ともにロシアに関係してます。
ロシアからは良い印象が伝わってきませんが、これらの曲を聴くと素敵なイメージが広がります。