今のポップス系の音楽でシンセサイザーの音を使っていないものは珍しいようです。
私が以前編曲の勉強をしていた頃はシンセサイザー音の打ち込みができる状況ではなかったので、出来上がった楽譜を音にするには、ビッグバンドにお願いするしか方法はありませんでした。
便利になった反面、今の打ち込みの音楽作りは好きになれません。
それぞれの楽器演奏者の生音が調和して広がるアンサンブルを大事にしたいです。
今のポップス系の音楽でシンセサイザーの音を使っていないものは珍しいようです。
私が以前編曲の勉強をしていた頃はシンセサイザー音の打ち込みができる状況ではなかったので、出来上がった楽譜を音にするには、ビッグバンドにお願いするしか方法はありませんでした。
便利になった反面、今の打ち込みの音楽作りは好きになれません。
それぞれの楽器演奏者の生音が調和して広がるアンサンブルを大事にしたいです。
東京は朝から晴天なのに、この時期特有の強風に悩まされました。
それでも必要な資材があり、向かい風に立ち向かって自転車を走らせました。
体力のピークは〇〇年前だったようで、今は気力だけが頼りです。
負けてなるものかと、必死にペダルを回し、無事帰還しました。
体はヘトヘトですが、リラを弾く力は別のようで、いつもの音色を響かせることができ、ヨカッタ、ヨカッタ !
新しいリラはしばらく音程が下がり気味です。
特に、真ん中のG,G#,A,A#,Bです。
弾きこみながらチューニングを繰り返すことで安定してきます。
そして弦を弾く指の部分が黒く汚れることがありますが、弦を乾いた木綿の布で良く拭いてください。
やがて、汚れが指に付くことはほぼなくなります。
そしてできるだけ弾きこんでください。
弦の響きがリラ全体に共鳴するようになります。
最初に製作した1号リラから現在まで、少しずつ進化していますが、形は変わっていません。
でも、自然の木材を使用してるので、木目や固さなど微妙に違うのと、ニスの仕上がりも一律ではありません。
さらに手作りなので、厳密にはまったく同じものは作れません。
そして演奏者の弾き方によって鳴り方も違ってきます。
などなど、いろんな条件が重なり、25弦リラに同じものはありません。
手元のリラは、世界にひとつのリラです。
熊本地震で被災された方々もこれからは暑い日が多くなり大変だと思います。
被害対策本部にはできる限りの配慮をお願いします。
リラも暑さには弱いです。
25本の弦がそれぞれ数キロの力で張られているからです。
普通の気温なら問題はありませんが、直射日光の当たる外はもちろん、車の中、室内でも日の当たる窓際、猛暑日の閉め切った室内、などなど、要注意です。
もうすぐ暑い夏が来ますが、日々癒しの音色を奏でているリラは大丈夫だと思います。
これからも楽しくお続けくださいませ。
また、いろんな事情によってしばらく弾けない場合、弦をゆるめて、なるべく涼しい場所での保管をお願いします。
名古屋からとんぼ返りで昨晩帰りました。
今日は朝から工房でいつも製作作業を進め、夜にはリラを弾き、弦の感触を確かめました。
名古屋と東京の気候の違いを感じます。
名古屋では昼日差しが強く、日陰を探し、東京の朝は、まだストーブが必要でした。
地図上では近いですが、移動してみると、地域差を感じます。
今日、明日はリラ旅行・名古屋ですが、静岡県・藤枝に途中下車。
リラ仲間のYさんが迎えに来てくれました。
そして行った先は、「自然と人の心地よい関係」がテーマの古民家「楽創倶楽部」でした。
自然豊かな地で、野遊び、竹細工、ウッド工作などの体験、大広間では習い事教室、発表会、展示会、食事会、ライブなどなど、、、
もう帰るのイヤ !?
と思ったら、宿泊も可です。
(写真は後日)
「リラ(ライアー)は難しいですか?」と尋ねられることがあります。
リラはすべて解放弦で、それがピアノのように音程順に並んでいるので、チューニングがされていれば、簡単なメロディーはすぐ弾けます。
そんな楽しみ方でしたら簡単な楽器と言えるかもしれません。
でも、重音奏を交えたり、伴奏に使ったり、単音メロディーだけでは表現できない曲なども弾こうと思えば、左右の指を使った基礎練習が必要になります。
これは一朝一夕に成果が出ると思わず、少しでも毎日続けることがリラ奏者への近道です。