今日、リラ工房に流れた音楽はジャズ、一番心にしみたのは、クリフォードブラウンのWhat’s New? とStardust、この演奏を聴き、暖かな陽だまりにいるような気分になりました。
トランペットは力強い響きが持ち味ですが、この演奏にはやさしさがあふれています。
普段ジャズを聴かない方にも聴いて頂きたいです。
リラハープは弦を弾けて音色を作るので、同じ表現はできませんが、心にしみる演奏をしてみたいですね。
今日、リラ工房に流れた音楽はジャズ、一番心にしみたのは、クリフォードブラウンのWhat’s New? とStardust、この演奏を聴き、暖かな陽だまりにいるような気分になりました。
トランペットは力強い響きが持ち味ですが、この演奏にはやさしさがあふれています。
普段ジャズを聴かない方にも聴いて頂きたいです。
リラハープは弦を弾けて音色を作るので、同じ表現はできませんが、心にしみる演奏をしてみたいですね。
私は子供のころ草野球でよく遊びましたが、体育会系ではなく、器楽演奏やブラスバンド部の活動が大好きでした。
それはコンクールでなければ、勝者も敗者もいないからです。
その影響なのか、野球やサッカーの試合を見て好きなチームが勝っても、100%の喜びはありません。
逆に楽器演奏などの音楽表現は人と比べる必要はなく、自分自身が演奏の喜びを感じ充実感が得られればとても幸せです。
これを私は「誰もが勝者」と勝手に思ってしまいます。
失礼しました。
(写真はミュージカル「ラ・マンチャの男」その前の私)
館林市に来て3か月、自然と街のバランスが良く高齢者の私にはピッタリですが、街に賑わいがないのが寂しいです。
それは、市内に国道など主要な道路が入り交じり、コンテナ車のような大型車が一日中走っているのですが、人が行きかう賑わいの場所が少ないかなと思います。
全国で過疎化が進んでいるとの報道もあり、これは共通の課題かもしれません。
リラハープの練習を始め、ある程度弾き続けると、自分で曲を奏でているという手ごたえを感じ楽しくなります。
でも、それが長く続かず、練習が楽しさよりも、つらい訓練のような感覚になることもあります。
そこからが大事です。
さらに続けると、指先に自分の思いが伝わったように弾ける瞬間があります。
これを体験すると、弾く楽しさがさらに増してきます。
現在のリラハープ(25弦、28弦)の原型は2006年ころに完成し、2007年から販売を始めました。
その後改良をかさね2018年に「28弦リラ・情熱」、その後「25弦リラ・やすらぎ」となり、楽器としてのクオリティも確かなものとなりました。
☆それ以前に購入して頂いたリラも修理し調整できるものもありますので、お問い合わせください☆
今後は材料となる木材の安定確保も工房の大事な仕事となります。
コロナ禍で一時木材が手に入りにくくなり、そのことで作業の手を止めざるを得ない日が続きました。
国内産を入手できれば良いのですが、現在は難しいです。
リラハープの木部は製作初期から同じニスが塗られています。
以前の工房で使っていたものは公共交通機関では運べず、全て処分しました。
今日は地元館林市の塗料店でオマケつきで購入させて頂きました。
自転車の買い物かごに入れて無事工房に到着、これからリラハープ館林1号に塗られます。
リラ製作の初期から愛用していたテーブルを処分することになりました。
綺麗なニスが塗られ、食卓用だったのかもしれませんが、夜遅くまでひとり事務作業をしていた思い出があります。
子供のころは実家の茶の間にあった木彫りの模様がほどこされた朱色の座テーブル、母の笑顔とともに今も忘れることはありません。
新しいリラ工房にも東京から運んだ作業机があります。
今は、これも私の片腕のような存在です。
東京からの移転計画は数年前から頭の中にあり、具体的には1年前から始めていました。
それはたて琴リラが一時的なブームではなく、長く弾いて頂けるスタンダード楽器だとの思いからスタートしたものです。
東京は土地も家賃も高く、それが楽器の価格にも反映されます。
リラハープを多くの人に弾いて頂くためにも、製作にかかる固定費は低い方が良いです。
今、ようやく群馬県館林市のリラ工房も通勤時間ゼロで動き始めました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
朝早く群馬県館林市の家を出て東京の東大和市に行き、市内を端から端まで自転車で回りました。
これは長年お世話になった古物商組合の活動の一環です。
帰りに立川駅に行き食事の場所を探しましたが、どこも人がいっぱいで、落ち着ける場所が見つかりません。
結局、喫茶店のランチサービスで済ませました。
群馬県に来て3か月ですが、館林市の静寂も良いものだと見直しました。
今日、Chie Maetani さんから演奏動画が届きました。
1年前に28弦リラ・情熱を手にしオンラインレッスンで練習を始め、昨年からは課題曲として楽譜を送っていました。
今回の曲はフラットが3つのCマイナーなので、左手の練習にもなったと思います。
私は今日初めて聴かせて頂きましたが、最初の聴衆は演奏者自身です。
私が100点と言うよりも、Chieさん自身が達成感と喜びを感じていると思います。
これからも、さらに上を目指して欲しいと思います。