リラハープ工房

千と千尋の神隠しで有名になった竪琴リラ(ライアー)を製作している工房でのできごとを紹介します。

小さな進化

2020-09-07 18:06:56 | 楽器製作

猛暑が続いてる今年の夏も、午前9時ころから暑さがピークとなる午後2時頃までは工房内で作業を続けています。

同じリラ製作の始まりと完成を繰り返していますが、毎回新たな発見があり、小さな進歩となっています。

それが、25弦リラ・やすらぎ、28弦リラ・情熱の今につながっています。

今日も、木部本体の接着時に使う木片に少し手を加えました。

これも小さな発見ですが、自然の恵みとも言える木材は、一つとしておなじものはありません。

それぞれの素材を生かすことも楽器作りの大事な工程です。 

 

 

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完成までの日数

2020-08-04 19:22:25 | 楽器製作

時々「たて琴リラは出来上がるのに何日くらいかかりますか?」と尋ねられます。

リラ工房で25弦リラの製作を始めて10数年になりますが、現在は、資材をそろえて部品作りから仕上がり調整までには、ひと月以上かかります。

これは改良を繰り返すことで製作日数が徐々に増えたからです。

さらに新しくなった25弦リラ・やすらぎ、28弦リラ・情熱には新しい工程も加わり、製作日数も増えました。

今リラハープを弾いてる方も、これから練習を始める方も、長く弾いて頂き、多くの人に幸せの音を共鳴させてくださいませ。

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部品作りから

2020-07-09 20:26:53 | 楽器製作

昨日はご注文頂いたリラのお届けを宅配便のドライバーさんにお願いしました。

大雨で大変な中、指定通りの時間にお届けできたようです。ありがとうございます。

昨年の始め頃から、たて琴リラの資材(木材、金属部品など)調達に変化が生じ、その対応に手間取ることもあり、さらに、新型コロナウイルスの問題が発生し、いわゆるサプライチェーンの見直しを迫られました。

幸い、親切に対応して頂ける多くの事業者に恵まれ、この春すべてが整い、昨日の出荷となりました。

今日から、また、新しいリラの製作が始まり、今日は部品作りを進めることができました。皆様に感謝です。

今も豪雨災害に襲われ、困難に直面している方々のご無事と復興と幸せお祈りいたします。

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解放弦の豊かな響き

2020-04-21 20:49:16 | 楽器製作

たて琴リラはギターやウクレレのように手元において気軽に日常的に楽しんで頂きたい楽器です。

が、違いもあります。

リラにはギターやウクレレにある指板(弦を左手でおさえる板)がありません。

私もギター、ウクレレの経験がありますが、音のほとんどは左手で弦をおさえて鳴らし、解放弦(左手で弦をおさえない)を鳴らすことは少ないです。

リラは全て解放弦で、倍音(一つの音に含まれる音)も豊かで、それがリラの音の魅力となっています。

その解放弦を存分に響かせるためには、楽器本体の木部がしっかりとした作りになっている必要があります。

生まれ変わった25弦28弦リラを手にした時、その安定した木部から響くリラの音を予感すると思います。

 

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リラ製作の始まり

2020-04-20 21:16:56 | 楽器製作

2005年頃にたて琴リラの試作品が完成しました。

それから、あっという間に2020年になってしまいました。

その昔の演奏動画が見つかったので、観て頂こうと思ったら、動画形式が今とは違っていて、少し準備が必要です。

なので、代わりに写真を載せました。

申し訳ありません 

 

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製作の手は止まらない

2020-04-06 19:41:57 | 楽器製作

時々ご質問頂くこと、それは「たて琴リラが完成するには何日かかりますか?」です。

手作り楽器・たて琴リラの作製工程数を正確に数えたことはありませんが、一日1工程だけこなしてたらひと月たってもリラは完成しません。

なので、パーツの製作を先に行い(金属部品はご協力頂いてる会社にお願い)本体つくりは3~4台の作業を平行して行い、だいたい20日くらいで完成します。

その後弦を張り、調律や音色や響きの調整などを経てリラ奏者の元にお届けとなります。

なので「製作の手は止まらない」がリラ工房のモットーで、心だけはいつまでも青年かな、、(笑)

 

 

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ニス塗り開始

2020-01-31 19:34:05 | 楽器製作

たて琴リラの表面はニスで保護されています。

このニス塗り作業は今日から始まりましたが、一週間塗りを数回繰り返し、その状態と乾きを見て次の工程に入ります。

そして弦を張り最終の調整と調律が終わってからリラ奏者の元にお届けいたしますが、ニスの状態はこのころやっと落ち着きます。

そして長く弾いて頂き、メンテナンス作業の時期には再度ニス塗りをすることも可能です。

この再度のニス塗りで生まれ変わったような仕上がりになります。

 

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職人の力

2020-01-23 19:04:33 | 楽器製作

たて琴リラの製作には多くの専門家の協力を頂いています。

年明けからは金属工業の方にお世話になっています。

まったく新しい図面から金属パーツを作り上げる技術には、やはり職人の力を感じます。

もちろん木材関係の方にも協力頂いています。

今、情報通信技術やAIなどでしのぎを削る世界経済ですが、ものづくりの分野では職人の力が大事だと、今更ながら感じています。

これからも世の中は変わり続けると思いますが、変わらない大事な分野の一つが職人の世界かなと思います。

 

 

 

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製作の手は止まりません

2019-12-15 20:28:02 | 楽器製作

今年も残された日がだんだん少なくなってきました。

先日は毎年使用するお気に入りの手帳とカレンダーも購入しました。

リラ製作も弾き方も、日々新たな発見があり、試行錯誤を重ね進化の一年が終わろうとしています。

工房のモットーは「製作の手を止めるな」!そして「演奏は日々の楽しみ」!です。

師走は新たな年へのアプローチとします。

スミマセン。少しカッコウつけました。

 

 

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荒削りの響き

2019-12-09 18:53:04 | 楽器製作

まだ暑さが残るこの秋から作り始めた28弦リラの一つ、今日仕上げ調整を行いました。

新しい弦は歯切れよく初々しい音色を響かせます。

リラの弦は頻繁に取り換えるより、ある程度弾きこむことで良い響きになります。

そのため1年以上同じ弦で弾いている人も多いと思いますが、新しい弦はまた別の魅力があります。

荒削りの響きは青春の輝きとも言えなくもないなと一人で納得してました。

このリラもやがて演奏者の手で熟成された音色を響かせてくれると思います。 

(写真は、東大和駅からリラ工房に向かう遊歩道に隣接する蛍の養殖場です)

 

 

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