リラのレッスン

リラ工房では新型コロナウイルスの問題が発生する前から、オンラインレッスンを始めています。

近くにリラ教室がなかったり、先生が見つからなかったりで、リラレッスンを受けられない方に好評頂いております。

また、以前から25弦リラの基礎練習用DVDを発売し、ご利用頂いております。

そして今新たにレッスン動画の製作も始めました。

が、楽器で演奏力を磨き、音楽力をつけるには、やはり、伝統的な個人レッスンを受けることがベストです。

緊急事態宣言が解除されたら、自宅から出て、少し遠くても一度はリラ講師のレッスンを受けることをおススメいたします。

 

 

リラでステイホーム

東京都では5月6日までをステイホーム（家にいよう）週間にしました。

私も工房と自宅の生活で、人との接触は食品などの購入以外まったくありません。

でも、新しい楽譜をリラで毎日弾いています。

リラ奏者の方々もそれぞれ事情はあると思いますが、家に引きこもり状態になっても、リラの音を奏で夢に向かってエネルギーをたくわえ、コロナ終息後のV字回復をお互いに実現しましょう。やりましょう。

 

レッスン動画

現在自宅での練習用として「DVD_リラ工房・基礎練習１」を販売してます。

これは25弦リラを使ってのレッスン動画ですが、28弦リラの基本も音域以外は同じですので、これからもご利用頂けます。

そして今、新しいレッスン動画の企画も始めております。

それは、たて琴リラの扱い方、教則本の練習１から５（音階練習）の弾き方、短いメロディーの奏で方、左手ポジションの説明、簡単な重音奏の練習など、日々の練習法をより分かりやすくした内容です。

少し時間が必要ですが、また、途中経過もお知らせします。どうぞよろしくお願いいたします。

弾けない曲

リラ製作の初期から工房作業の後に25弦リラ弾き、2年前から「28弦リラ・情熱」を弾き、10年以上になりますが、いまだに弾けないフレーズがいくつもあります。

でも、リラ用に編曲して頂いた楽譜や自分でお気に入りの曲をアレンジした楽譜なので、あきらめることもできず今も続けています。

が、まったく成果がないかというと、実は少しだけありました。

他の曲が楽に弾けるような気分になります。(笑)　ホントですよ。

 

 

 

 

オンライン交流

タイの日本人学校でも、オンライン授業が始まるようです。

リラ工房ではすでにオンラインレッスンも行っていますが、緊急事態宣言で外出も控える状態となり、工房レッスンは中止してます。

落ち着かない日々を送っている人も多いと思いますが、リラの練習ができる方は、オンラインの相談もレッスンもをお受けしますので、連絡をお願いします。

トンネルの先の光を見つめ、新型コロナウイルスに負けない日々を続けましょう。

10年目

リラ工房が今の場所に来て丸9年、この5月から10年目入ります。

そのころは東日本大震災の直後で世の中も騒然としてました。

無我夢中で楽器作りを行ってきましたが、今年になって新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中が医療危機・経済危機と戦っているなかで、リラ工房にも資材の確保など影響が及んでいます。

でも、これを成長の時と考え、これまでの作業の精度と工程を見直し、より安定した生産体制を目指そうとしています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

今年の大型連休

緊張の日々が続いています。

山中伸弥教授がテレビで今の状況についてお話しするのを聞きました。

「新型コロナウイルスは無くならないので共存しつつ感染を抑え込む」（趣旨）

とすると、これは長い戦いかもしれません。

医療関係者の方々に感謝し、また、人知れずご苦労されている多くの方々に感謝しつつ、今自分に求められることを、しっかり行いたいと思います。

一日も早い感染の終息を祈る今年の大型連休。　

 

 

リラ工房もテレワーク

今は、リラ工房への来客はほぼなく、配送業者と顔を合わせるくらいです。

取引業者も休業だったりテレワークに変わったりしてます。

リラ工房も電話やメールやファックスでの連絡ばかりです。

そのため工房で使う資材の購入にも手間取り、新しい取引先を探したりしています。

新型コロナの影響を個人事業主も強く感じています。

これは長引くとも言われています。

まずは自他ともに健康第一で、大変な時期を乗り越えたいと思います。　

バリトン歌手

私の友人に同年代の声楽家がいます。

彼は、狭山丘陵の自然豊かな所で暮らし、独特の健康法を実践し、今もすこぶる元気です。

が、いつもの活動場所のイベントホールがコロナの影響で閉鎖していて、少し心配になり自宅に連絡すると、電話の向こうで、いつものバリトンが響き、今は行動を自粛している様子です。

時々お互いに励まし合っています。

 

解放弦の豊かな響き

たて琴リラはギターやウクレレのように手元において気軽に日常的に楽しんで頂きたい楽器です。

が、違いもあります。

リラにはギターやウクレレにある指板（弦を左手でおさえる板）がありません。

私もギター、ウクレレの経験がありますが、音のほとんどは左手で弦をおさえて鳴らし、解放弦（左手で弦をおさえない）を鳴らすことは少ないです。

リラは全て解放弦で、倍音（一つの音に含まれる音）も豊かで、それがリラの音の魅力となっています。

その解放弦を存分に響かせるためには、楽器本体の木部がしっかりとした作りになっている必要があります。

生まれ変わった25弦２８弦リラを手にした時、その安定した木部から響くリラの音を予感すると思います。