昨日はチューニングでのご注意について申し上げました。
決められた音程を大きく越えて弦を巻き上げると弦が切れるだけでなく、木部に亀裂が入ることもあります。
木部の亀裂はそれだけでなく、人ががまんできない位の暑さ、寒さ、乾燥、湿気なども原因となることがあります。
一番安全なのは決められた音程を維持すること、そしてリラも自分も普通に生活できる環境に暮らすということでしょうか?
昨日はチューニングでのご注意について申し上げました。
決められた音程を大きく越えて弦を巻き上げると弦が切れるだけでなく、木部に亀裂が入ることもあります。
木部の亀裂はそれだけでなく、人ががまんできない位の暑さ、寒さ、乾燥、湿気なども原因となることがあります。
一番安全なのは決められた音程を維持すること、そしてリラも自分も普通に生活できる環境に暮らすということでしょうか?
弦の振動音には倍音が含まれます。
チューナー(機械)はその倍音もキャッチします。
そのためチューニングの時鳴らした音名とは違う表示が出ることがあります。
楽器のチューニングの基本は耳で聞くことです。
その補助となるのが機械だと思うようにしましょう。
もし分からなくなったら、弦をゆるめて低いところから上げて合わせるのが安全です。
巻きすぎると弦を切ったり楽器を傷めることもありますので安全な方法で合わせましょう。
リラの演奏も他の芸術と同じように音を使っての自己表現だと思います。
その表現は自分一人の作業ではなく、聴いて頂く人、鑑賞して頂く人との共同作業とも言えます。
そして演奏経験の長短や技術の高低に関係なく、作品を通して自らを知っていただくことに喜びを感じられる心がプロアマ問わず良い音楽家(芸術家)には備わっているように思います。
したがって、演奏家は後ろに隠れるのではなく人前に出る姿勢が大事です。
これはでしゃばりではなく、大事なことだと思います。
今日、Tさんからの連絡は体の不調のことでした。
猛暑もようやくおさまり、朝晩はとても涼しくなりましたが、こんな時に夏の疲れがでるのでしょうか?
私はいつもの皮膚のかゆみが始まりました。
夏に汗をかきすぎたのかもしれません。
リラ仲間のみなさんお大事にね。
演奏を楽しんでいる人を見ると、楽器を弾くということは弾くことを続けることだとわかります。
おこがましい言い方で恐縮ですが、興味を持った楽器を弾けるかどうかは、一、二度の体験で判断できるわけもなく、要は続けられる環境と続ける意志の有無だと思います。
そして自分らしい楽しみ方が良いですね。
長い人生は山あり谷ありで、時には楽器を弾くことすらできないこともあります。
弾こうと思えば弾ける状況というのは幸せなことですね。
そのことに感謝し日々少しでもリラを弾きたいと思います。
上手でなくても楽しく弾いていればだんだん味のある自分の演奏ができるようになります。
毎日練習を続けると朝指に張りを感じることがあります。
これはある程度の練習をすると誰にでも出る現象です。
もちろん腱鞘炎を起こす程の猛練習は進められませんが、多少の指の張りは練習をした証拠と思ってください。
五本の指がすべて同じ力を持っているわけではありませんので、練習ですべて使えるように鍛えます。
時間はかかりますが、やりがいのある稽古ですよ。
今日は仕事の区切りで、また新たな製作が始まりました。
それで気分転換と思いカレーライスの専門店に行きいつものポークカレーを食べましたが、その前に、これもいつものことですが、居酒屋で軽く飲みました。
この居酒屋はレジを済ませると若い女性店員(多分アルバイト)が外までお見送りに出てくれます。
いまどき庶民的な居酒屋で珍しいことです。
でも悪い気はしないので「またね」と言って帰ります。
リラには少ない弦数のペンタトニックリラ(ライアー)から40弦以上のクロマチックリラ(ライアー)までいろいろと種類があります。
ペンタトニックにはその特徴を生かした楽しみ方があります。
リラ工房で製作している25弦リラとそれよりも多い弦数のリラの違いは音域だけではありません。
楽器の抱え方も微妙に違いますし、指の使い方なども、それぞれの楽器の良さを生かしたものとなります。
これは教則本ではなかなか分かりにくいこともあり、良い指導者の誕生が待たれます。
リラを弾く指の動きは独特です。
この指を正確で速く、しかも音量や音質をコントロールできるようになるためには、根気よく練習を続けるしかありません。
これは他の楽器でも同じです。
リラは気軽に楽しめる楽器ですが、他の楽器と同じように弾くことが生活の一部になってはじめてそう言えることかもしれません。