ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

春の窓

2009年05月27日 | 読みました
 百合が咲き始めました この花何となく百合らしくない 考えていたんですよ  
   やっと解りましたアニメに描かれた百合のようです そう思いません?
                    ロリコップ








変なお天気です。風がとても強くて、高圧線が真冬のようにゴーゴーと鳴っています。そしてお昼はカラスが隣の屋根で五月蝿く啼いていました。気味悪いですね。

朝水撒きをしながらフッと頭に浮かんだんですよ。この庭は「私の庭」なんだわって。もし私が動けなくなったり、居なくなったら、この庭の花たちは瞬く間に枯れてしまうでしょうね。この花たちの命は私が預かっているようなものなんだな~って。だからもう暫くは元気で居ないとね~って。こんな事が頭に浮かぶのは体力の減退を感じるからでしょうね。気力はまだ体力よりはあるようですが…。


          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

        春の窓    安房直子(あわなおこ)

唱歌の学校のはったさんが貸してくださいました。何時もご親切に「これ読まない?」と聞いてくださいます。「長くなってもいいですか?」とお借りします。本は図書館で借りているものですから、期限のあるそちらが優先してしまいます。この本も1ヶ月も前にお借りしたものです。

安房直子さんと言う作家を私は知りませんでした。1943年のお生まれで、1993年には50歳で他界なさっています。

「花豆会」と言う会があります。安房さんの作品の保存活動を行っている公式の団体だそうです。年に一回、5月に安房さんの卒業された日本女子大学の会場で集いがあるようです。今年で10回目で先週の日曜日(5月24日)にありました。会報も年に一度出ています。

驚くほどの数の賞を貰っておられるのです。小中学校の教科書にも載っていたようです。

偕成社から「安房直子コレクション 7巻」として出ているので、何時も借りる図書館にあるか調べてみました。ありました児童文学の部屋にあるようでした。楽しみが増えました。これから1冊ずつ借りて読みたいと思います。

帯封には『発見!  大人の女性のための、ハッとするほど美しい宝石の様な短編集』と書かれていました。

本当に心が優しくなるお話しと感じました。一つ一つは短いのですが、私にすれば「エエッ!!」と言う発想なんです。よくこれだけ次々とお話しが頭に浮かんでくるものだと思いましたね。主人公は貧しい人達なんです。でもそれが暗くは無いのです。一編一編読み終わるごとに、ホット心が安らぐのです。

本当に良いご本を読む機会を与えてくださったと、はったさんに感謝しております


              こうして少しづつ開いてゆくんです



コメント
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