ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

終の住処

2010年08月19日 | 読みました
        
        「とんぼ」   今朝の訪問者 これから色んな「とんぼ」がやってきます



ウッディの帰りに、久しぶりにオアシス(阪急百貨店系)スーパーに行きました。
いり口を入って、あまりの人に驚きました。月に一度の島根県からの出張販売
なんです。新鮮な野菜が安いんです。島根県から運んできて、こんなに安くて
儲かるのかしらと心配なくらい安いんです。袋詰の表面には氏名が貼り付けて
あります。案外女性名が多いな~と感じました。

カートにてんこ盛りの方も沢山いました。でもどうして持って帰るのでしょうか?
野菜類ですから重いですよ。と言いながら、私も10種類ばかり買ってしまいま
した。今日の夕食に食べたのは「ミニ・トマト」だけですが、みずみずしくて美
味しかったですよ。

明日の為には「茗荷」の甘酢付けを作りました。明日が楽しみです。後は日持
ちのするものを買いましたから。ぼちぼちと食べていきます。

来月からは第3木曜日を忘れないで買いに来たいと思います。

それともう一つ変わっていたのは店内の模様替えです。何だかすっきりしたよ
うです。商品の配置と言うのはこんなに大切なものなんだな~と思いました。

武庫之荘には、もう一つピーコックと言う大丸系のスーパーもあります。私は
2:1ぐらいの割合でこちらにも行きます。何処のスーパーにもあるものは、近
くの関西スーパー(毎月曜日10%引き)で買います。だんだん荷物の重さを感
じるようになって来ましたから…。


           終の住処     磯崎憲一郎

「芥川賞」受賞作品にはどうもなじめない私ですが、今の年代に即した題名ゆ
えに借りてしまいました。やっぱり、なにを言わんとしているのかが、心底わか
っていないという結果に終わりました。

決して、難しい言葉や言い回しではないのです。単に一人の人間が、限りない
浮気をした結果、「終の住処」はやはり家族のいる我が家であるという、虫のい
い筋書きなのです。

一念発起して、我が家を建てます。まもなく米国へ転勤。単身赴任した。数年し
て帰国してみれば、米国に行く時胸の当たりまでの高さだった金木犀が見上げ
るほどに育っていた。そして、娘は数年前から彼の居た米国に行っているという。
結局は「終の住処」と思って建てたこの家は、自分と妻と二人だけの家と言うわ
けだという話です。その時間も最早あまり無いという年になっていたと結ばれて
います。

このお話の何処に「芥川賞」を貰うだけの値打ちがあるのか、私にはわからない
のです。「直木賞」なら読んで、理解し納得出来るのですが…。選者は何を基準
に「芥川賞」「直木賞」と区別して決めるのでしょうね。その時期になるといつ
も考え込む私です。




             街中の田んぼの「稲」もこんなに穂をつけていました
コメント
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