ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

麗しのサブリナ

2010年08月11日 | 一寸そこまで
    
               宝塚歌劇団・花組 「麗しのサブリナ」 のチラシ

8月10日(火)は「宝塚」に行ってきました。いつものとおり阪急友の会の抽
選で当たったからです。何時もは春秋には葉書を出しますが、夏は暑いか
ら出さなかったのですが、今年はどういうわけか出したようです。

近年はいつも一人で行っていたのですが、今度は何方か誘おうかな~と思
って出したら当たったのです。その話を主人にすると「行って見たい! 行
く!!」と言うのです。歌舞伎で寝る人ですから、むりかな~と思ったので
すが、連続的に音楽が聞こえるから、大丈夫かな~と、一緒に行くことにし
ました。

何時もは早めに出て開演までに植物園に行くのですが、主人は行きたくな
さそうだし、私も夏風邪気味なので、今回は歌劇オンリーと言う事で我慢
しました。

昔は何度か「SS席=12000円」と言うのが当たったことがありますが、近
年はいつも2階の後ろの「B席=3500円」ばかりでした。ところが今日は2
階席ですが前から3番目中央の「S席=8000円」が当たりました。抽選引
換券を持って、当日、封筒に入った座席券を自分で選ぶのです。ですから、
当日まで何処の席で見れるか判らないのです。

私は花組のスターとか、お気に入りの人があって見に行くのではなくて、レ
ビューを懐かしんでいるだけですから、一応オペラグラスは持参しますが、
手に取ることは余りありません。主人一人が盛んに目に当てていました。

その主人に感想を聞くと「眠たかった」そうです。

私が宝塚を見に行ったのは、小さい時に祖父が宝塚温泉に行った帰りに、
私に見せたのが初めだと思います。小さい子どもの記憶ですから間違って
いるかも知れませんが、舞台は今のように立派なものでは無かったと思い
ます。

戦後になって、当時仲良しだった友達がヅカファンで、毎月見に行った舞
台の話を聞かせてくれました。彼女は「久慈あさみ」の熱烈なファンでした。

結婚後も、彼女の家の女中さんの娘さんが「宝塚の舞台に立って、良い席
が手に入るのよ、行かない?」と誘われていったことがあります。彼女はそ
の時すでに運転していましたから、彼女の車で送り迎えしてくれました。又
次に誘われた時、彼女が「ぎっくり腰」になっていけなくなり、私一人で行っ
た覚えがあります。

メキシコのオユキさんとも行ったのですが、彼女が財布を落として、見て
いなかったと思います。当時は早くに並んで席を買うため、朝1番の阪急
に乗るため、彼女の家に前の晩から泊まりこんでいたのです。一寸でも早
くと言う事で一駅手前の「南口」で降りて、走るのです、その時に落としたら
しいのですが、「南口」まで探しに戻りましたが、財布があるはずありません。
私が二人分のお金を持っていたはずもなし、二人の帰りの電車賃でカツカ
ツだったと思うのです。だから見なかったと思います。

宝塚一つにも、こんな色々の思い出が在ります。ふつふつと湧き出してくる
思い出を楽しむのも、今の私の宝塚の楽しみかも知れません



  ↑  宝塚劇場入り口・ロビー正面です     ↓  ピアノが「スミレの花咲く頃」を弾いています


    
コメント
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