ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

九州・日豊本線の旅(大分・別府)

2008年12月04日 | ちっちゃな旅
       

        
      これなんだか解ります? 鹿児島の旅館のトイレの男女の印です 

11月27日(木)
延岡発別府行き(10:14)に間に合うように、高千穂発(8:20)のバスに乗った。バス停の地名を見ていると、何と奇麗な地名が多いのだろうと思った。こののどかな土地で人は心豊に暮らし、その気持ちが地名となって現れているのかな~と感じた。

「にちりん」の車中の人となり、乗車時間2時間がゆったりと流れるはずであった。杵築駅に着いた時、その時まで空いていた私達の座席の周りに6人ほどのサラリーマンが乗り込んできた。そして私達を見て、「あれ?」と言う顔だ。切符を私達に見せて「私達はここなんですが…」私達も慌てて切符を見直した。

両者共に相手の番号を見る。同じ番号である。又ダブルブッキングである。但し、私達のは日付が昨日になっている。しかし急行券は2.3日有効であるから問題はない。とすればダブルパンチならぬダブルブッキングのダブルパンチだわ。丁度来た車掌に話して了解を得て、今度は昨日私達がしたように、後からの相手が前の座席に座ってくださった。

「ほ~、こんなことも在るんですな~」と相手方はしきりに感心している。私達は昨日に続く今日で「ど~なってんの、もう!」と言う気持ちです。相手は大分で下車。降りる時「どこまで行かれますか?」と問う「次の別府までです」「気をつけて!」と下りていかれた。大分空港へでも行かれるのだろうかと想像しながら見送った。

予定では地獄めぐり観光バスに乗って「地獄巡り」をするつもりだった。しかし小雨が降っていたので取りやめることにした。そして一つか二つ個人で回ろうと言うことにしたのです。雨の中傘を差してまで全部を回る必要を感じなかったし、何しろ始からホテルに入れる3時までの時間つぶしの積もりだったから。



 上左:煙ではありません 吹き上げる湯気です   
 左下:温泉卵                    右下:かまど地獄

市内巡回バスの降りた所から近くにあった「かまど地獄」に入ることにした。内部は後から韓国の団体さんが入ってくるまで閑散としていた。温泉卵を売っていたので買って食べた。美味しかったです。此処での卵はピータン卵といって、ピータンのように白身の表面が茶色でした。

8つの地獄があるそうですが、私達が始めていった40年ほど前(息子達が小学生の頃)はこんなに孤立していなかったと思うのですが…。入り口を入ると次々と色んな地獄を見る事が出来たと思うのだが、記憶違いだろうか? そして、単純に地獄の色の違いを見せるだけだったようのですが、今は飾り物と言うか、これ見よがしの置物などがいっぱいあって、純粋の地獄を楽しむようにはなっていないような気がしました。

昔来た時は道路の側溝からもアチコチで湯気がもうもうと噴出していて、夏休みだったので道路がものすごく暑かったのを覚えていますが、今は側溝から吹き出る湯気は1か所しか見ませんでした。どこかに集めて塞き止めているでのしょうか?それとも湯の湧き出る量が減った? 別府も変わったな~と言う感じでした。

ホテルは海に面していて、お料理も美味しいし当りだったよです。




部屋から見た日の出。夏の間は水平線から日は昇るそうですが、今日は山から出て、一寸油断している間に、アッと言う間に登ってしまった。
                             (910回)


コメント (2)
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