ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

3日前はいい夫婦の日

2007年11月25日 | 新聞から
            紅燃ゆるもみじ
             (香嵐渓)
      同じ木でも 朝昼夕と姿を変えるという
         照明に浮かぶ紅葉は何色に?

香嵐渓に行った11月22日は「良い夫婦の日」だったんですね。語呂合わせですね。去年と今年二年連続「理想のカップル」は三浦友和さんと山口百恵さんですって。勿論年代によって選ばれるカップルは違うようですが、私達の世代はそうなんです。

去年は他紙を購読していたからでしょうか、知らなかったのですが「良い夫婦川柳コンテスト 2007」と言うのがあったらしいのです。

「今年の良い夫婦大賞」は

     神田川 待たせた俺が 今は待つ

地位逆転ですね。大体がそうではないでしょうか。主人も時々言います「昔はしおらしかったのにな~、あの頃が懐かしい」って。

 優秀賞
     ボクメタボ 妻産み月の 仲のよさ

ご主人臨月の奥さんと同じくらいお腹が出っ張ってるなんて、相当なものですね。

     頬なでた 風はあなた(亡夫)か 夫婦の日

「千の風になって」の歌詞を思い出しますね。お墓の中ではなく、何時もそばにいてくれると感じるとすれば、この歌は人助けの歌でもあるのですね。

     老夫婦 守る農業 家と墓

過疎地に住まれて、2人助け合って農業をつづけておられるのですね。若い頃のように売るほど作れなくとも、新鮮な農作物をせっせと息子や娘の家庭に送っておられるのでしょうか。

新鮮なお野菜は本当に美味しいです。息子の友人が大山の麓に農地を持って、週末農夫です。その作物のおすそ分けを春秋に送ってくださいます。スーパーのお野菜とお味が違います。ありがたいことと喜び、楽しみに待っています。

 「2006年 良い夫婦大賞」

     夜泣きする 子を抱く妻を 抱きしめる

まだ新婚さんに近いご夫婦でしょうね。お優しくて羨ましい事。子供の夜泣きって、時計が見えているのかと思うほどで、我家では11時になると泣き出しました。11時になるのが怖かったです。午前様の主人はまだ帰宅せず、1人抱き上げて、泣き止まぬ子と一緒に泣き出したい夜を過ごしましたっけ。
 
 優秀賞

     親の駅 子の駅過ぎて 夫婦旅

此方は熟年夫婦でしょうね。親を見送り、子を送り出し、後に残った夫婦2人。家庭の歴史を暖めながら、二人静に過ごせる老後は幸せです。

     笑いジワ あなたがくれた 贈り物

此方はまだまだお若いカップルの様。私なんて「笑いジワ」何て単純なものではないわ、縦に横にと好き勝手に増えています。

     母さんと 呼ぶなアンタを 産んでない

私もこう言った日がありました。「アンタ私の息子ちゃう! お母さんなんて呼ばんといて!」って。そういえばこの頃は「お母さん」「お父さん」とは呼ばなくなりましたね。呼びかけ無しの直接話法です。

     浮気より 心配される 血糖値

私達の年代でしょうかしら。お互いに、心配している態度や優しい言葉なんて掛け合う私達ではありませんが、もう少しは二人で元気で居たいと思っていますよ。

     定年は 主婦にもあると 妻が言い

実感、実感。時々私も口に出します。「私の定年はいつかな~。定年が来て欲しいわ!」って。姑は60歳で私が嫁いで来ましたから、60歳定年だったのです。私は別居ですから定年は来ないようです。「生涯現役」辛いもんです。
コメント
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