ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

インドの家庭料理(3)

2007年11月21日 | 今日この頃
            クリスマスツリー
      年々飾りつけが早くなってきたように思います
      クリスマスソングはまだ耳に届いていませんが
            時間の問題でしょう

教室に入ると。そこ此処にツリーやリースが飾られています。派手さはありませんが、シックでセンスのいいものばかりです。何時も楽しみにしています。

月一度のインドの家庭料理のカレーの教室が、先月は先生のご都合でキャンセルになった。金曜日に放映されている「なるとも」と言う番組の中の「カルチャースクール訪問」の番組の取材が、先生の知人の紅茶のお店であり、それに先生も「インドティー」で協力の為出られたので、お休みになりました。今月の30日に放映されるそうです。

メインはココナッツミルクエッグカレー:驚いたのは卵をそのまま鍋に割り込む事です。黄身が固まった頃にかき混ぜます。日本料理では考えられないことです。

パジャ(揚げ物):フリッターといっておられましたが、私のフリッターは卵白をあわ立てて其れを衣にしてあげること、今日は違いました。豆の粉(日本には無い)に香辛料を混ぜたものに、薄切りにした野菜を絡ませて揚げる。

ドーシャ(南インド料理):日本のインド料理店では「ナン」が有名ですが。しかしおかずを包んで、つけて食べるのは色々あるそうだ。日本では食べられないインドの家庭料理が学べて楽しい。

この生地が一寸面倒。米(南インドではお米が沢山取れるので、お米を使った料理も多いそうだ)と黒豆の粉(これも日本の黒豆と違う。大きさも米粒よりも小さいものの、二つに割ったもの)を4時間水に浸し、ペースト状にして、一晩醗酵させる。先生が完成生地を持ってこられた。

其れをフライパン(インドの縁なし)でクレープを焼く要領で焼くのだが、これが簡単なようで難しい。鍋の中央に生地を流し込み、お玉杓子の底で手早く外に向けて輪を描くように伸ばす。其れを二度返して、二つ折りにして出来上がり。人のしているのを見ていると、本当に簡単に思う。が実際にやって見ると難しい。夫々が失敗しつつ、大笑いのなか焼き上げる。

先日、徹子の部屋に出ておられた料理の先生の授業の仕方は。先生は座ってお口で説明をします。助手が動きます。生徒さんは目で追い、聞くだけです。全てを実際にすると、そのことだけに集中して、他が見えない。一部始終を見る事によって覚えると言う授業でした。此処の教室もそうです。粗方は先生がなさいます。本の一部分、実習します。これからは夫々の特色を出した教室が増えると思いますので、小さい教室が増えて、こういう教室が増えるだろうと思います。

過っては、料理は見て覚えるものでした。母のそばで、本職の板前さんになるには、師匠は手にとって、教えては呉れませんから「技を盗め」と言う言葉通り、自分の仕事をしながら、先輩の技を横目で見ながら覚えるのですものね。

飲み物、バナナラッシー:ヨーグルト、牛乳、バナナ、砂糖、サフラン他の香辛料を入れて、攪拌。どろ~りとした飲み物です。インドの飲み物はこのようなどろりとしたものが多いようです。

デザートは、キャロットのケーキ?:西洋のものと違って、下ろした人参に、牛乳を加え、水分がなくなるまで練りこんで、細かく刻んだピスタチオを飾る。

紅茶:スペインの蜂蜜入り紅茶、神戸の先生の知人が販売特許を持っている、珍しいお茶。甘くて美味しかったです。

耳学問、語られる異文化のお話を一杯楽しんだ一日でした。

☆明日は遠出をします。帰宅が遅くなりそうですので、ブログお休みします。



コメント
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