ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

戒名

2006年09月10日 | 気にかかる
              ニゲラ
       ピンクとブルーは載せたが白は初登場
          繊細なこの花が大好き
        毎年こぼれ種で育つ手間要らず

戒名は如何しようかと言う私の悩みの一つです。主人の母が亡くなった時(27年前)戒名に10数万円(言われるまま)渡したと思います。莫迦らしい事だとは思ったが、先に無くなった義父や息子(主人の弟)の戒名に「XX院」と「院」が付いているから同格にという事だったと思います。

私の母は2つの戒名を持っています。一つは「お葬式をしたお寺の戒名」先祖のお墓のあるお寺で法事をすることになると「よそのお寺でつけた戒名では出来ない」と言われ「戒名」を貰いました。その経緯については私が若かった為親類の人が話し合って決めたし、今は皆鬼籍に入っておられる為確かめようがありません。私は母に相応しいと思う方の「戒名」で拝んでおります。

私の家のように月参りをお願いしている檀家としては「戒名は要らない」「院は付けなくて良い」とは一寸言い難い状態ですから悩んでしまいます。

とっびきり若い友人のやすこさんは「タイコク」によくいかれますし(1週間ばかり前に帰られたばかり)、現地に友人も居られますので、お聞きしてみました。
「仏教国タイでは戒名をつけますか?」さすが若いだけに関心外だったらしく現地の友人に問い合わせたり、お調べいただきました。皆さんは如何お考えかお聞きしたい思いもあり今日は「戒名の話」にしました。

やすこさんとタイ在のお友達のメイル
①タイも仏教国ですが戒名に類するものはありますか
②日本では死後につける戒名がタイでは生まれた時に付ける・・・と言うのは本当ですか?

返事:
① ウィキベディア(事典)で調べたという事で(私も再度調べてみました)
「戒名」仏教において、出家修道者に対して、受戒の師僧によって、仏門に入った証、戒律を守る印として与えられる名前のこと。死者に対して戒名を与える習慣が一般化している現代の日本では、生前に出家し仏門に入った者が名乗る名前を「法名」と呼ぶことがある。が、元々戒名には生前・死後の区別は無いので「戒名」も「法名」も同じ意味となる。  
② 私見ですが生まれた時につけるのではなく出家した時に浸けられるのではないでしょうか?

やすこさんが参考までにと(タイのお話):
タイでは厄年は男女に関係なく25,35,45歳で厄払いをしにお寺に行く。日本のように前厄、後厄は無い。日本は「戒名」を貰うのにお金が居る事を話すと驚いていた(タイでは無料なんだね)。値段によって「戒名の長さ」が違うと言ったらあきれた顔をされた。

タイでは原則として一生に一度は出家して仏道に入るとされている。普通は結婚前に1週間から3カ月ぐらい仏門に入り、還俗(げんぞく 僧が俗人に戻る事)してからは元の職場に戻る。この間に役所や会社から給与は支給される。結婚前に出家するのは、功徳(くどく 良い果報が得られるような善行)が両親に向かうから。既婚で出家した時は功徳は妻に向かう。

私は考える。昔多くのお寺は貧しかった。お寺を助ける為に「戒名」をもらい、お礼としてお布施とした。それがだんだん高額になり「お布施」でなくなった。毎月のお参りのお礼は半紙に包み、その上に「お布施 XX]と記入する。その金額は布施(気持ち)故決まってはいない。

やすこさんお世話をかけました。有難うございました。
































     
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする