ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

がっかりそして嬉しい誕生日

2006年09月01日 | 今日この頃
              四時草
        本当に午後の4時頃開くんです
      花びらから花びらまで1㎝にも満たない
    小さな花ですがあちこちこぼれ種でよく咲きます

2時半にエステ3回目の予約をしていたので行きました。今日からレベルアップの分です「美白コースとお肌モチモチコースとどちらに?」「お肌もちもちコースでお願いします」今までと如何違うのか解らない内に気持ちよくて寝てしまった。目覚めると確かに指がお顔のお肌に吸い付く・・・

先日の旅行中、孫娘が「おばあちゃんのほっぺもちもちしてる」と言っていたので、フェイシャルでもちもちになったとは言えないかもしれない。孫娘の言葉の続き「ねぇ~シワがあっても平気になれるのは何歳ぐらいからだった?」だって、きついよね。持ち上げておいて投げ落としだもん。

一旦帰宅し、主人と神戸に・・・ 行きつけのお寿司屋さんに「トロが食べられる、ネギトロも食べよう、蒸しアナにウニ、白身のチリ仕立てもいいな、ぶりもいいかな」等頭で考えながら、三宮から15分北野町まで歩きました。「あれ!灯が点いてない?」ガラス戸に「臨時休業」の張り紙、言葉が無い。いつもなら電話を入れてから行くのに今日はしなかった。

仕方が無い、気持ちを切り替えて「エスカルゴにしようか?」「そうするか」二人は又もと来た道を、空いたお腹を抱えて坂を下って三宮センター街へ・・・

センター街の一筋南にその店は在る。古い洋食屋さん。此処も通い始めて40年にはなる。子供達が小さい頃良く連れてきた。私はここで初めてエスカルゴを食べた「カタツムリ」真っ黒い塊が6個の巻貝に入って、たこ焼きのプレートに良く似た窪みのある金皿に、二枚のトーストされたフランスパンと共に供される。貝をしっかり持つ為のはさみと貝からエスカルゴを引っ張り出す為の小さな二股のフォークが出てくる。初めはこのはさみで貝を掴むのが難しくお汁をお皿にこぼしたものだ。その汁をパンで吸い取って食べるのだ。

にんにくを利かせたエスカルゴを時々無性に食べたくなる。「エスカルゴ(店名)のエスカルゴを食べたい!」通い始めた40年前でも1,000円位したが今日では2,400円、一匹(2~3㎝の塊)400円、思えば随分いい値だ。

色んなものにハーフサイズが出来ていた。「サーモン」「サラダ」「「ご飯」全てハーフサイズにした。メインは主人が「ビフカツ」私は「エビフライ」を頼み分けあった。年がいくと一時に沢山食べられないのでスープはパスする。メインに別皿の温野菜のサラダがついて来る(今日はにんじん、キャベツのロール巻き、三度豆)。子供達は「これの他に最後にカレーを頼んでいたね」「エスカルゴが好きだったね」思い出を語りながら美味しく頂いた。

主人が最後のコーヒーを頼んで飲んでいると、店の人が「お誕生のプレゼントです」と「プリンとマンゴーのシャッペト、中央に小さく刻んだパイナップル、ブルーベリーなどの小さな果物の上にホイップした生クリーム、その中央に小さなローソクが一本きらきら揺れている」を持って現れた。店主とお話している時に、今日誕生日と話したのを覚えていてくれたのだ。

嬉しかった。どんなに言葉を尽くしても言い足りない位嬉しかった。食べるのが勿体無いくらい可愛いバースデープレゼント。おすし屋さんが臨時休業だったのも、何時もは一杯のお店がたまたま私達の貸切状態だったのも、このプレゼントが私の為に用意される為のものだったのだ。とても嬉しい人の好意によって私の71歳は始まった。





























コメント (6)
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