世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

趣味

2010年10月08日 22時16分29秒 | Weblog
他部署の後輩女子と帰った。
私と同じ栃木出身で、社交ダンスをやっている子だ。
すらっとした身長と黒目がちな目、仕事もてきぱきとこなす素敵な子である。
去年の入社式では陣頭指揮を執っていた。入社時、多くの新入社員が彼女に憧れるに違いない。

「夏のボーナスでダンス用のドレスを誂えちゃいました!」
と、新たに誂えたドレスのことを熱く語っていた。
前回のサーモンピンクのドレスとは一変し、黒の羽を散りばめた大人っぽいドレスに仕上がったそうだ。

「〇〇主任(私)の趣味は何ですか?」
と、咄嗟に訊かれた。

趣味。
趣味ねえ…。

彼女みたいに「これ!」と言えるものがなくて少し恥ずかしかった。
まさか「クマ」とも言えないし。飲酒・喫煙と言うのもアレだ。
読書と言えるほど本を読んでいないし、旅行も年に数回ほど。
一人カラオケや、サンシャイン牧場などの地味な趣味はあるが、とても履歴書には書けやしない。

うーん…。

あ、忘れていた。
私にも長く続けている趣味があったではないか!

このブログだ。

毎日毎日、よく書いていると自分でも思う。
三日坊主で終わるだろうと思っていたのだが、ルーティンワークをこなすことに慣らされた職業病的精神で毎日書いている。
デジカメを入手してからは、写真をいかに美しく面白く撮影するかを考える楽しみを知った。写真を撮る為に散歩にも出かける。
これが趣味でなくてなんだろう。

でもやはりブログの存在の他言は憚れる。
趣味でなくなってしまうから。


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彼の背中

2010年10月07日 22時07分14秒 | Weblog
仕事で面倒臭い事柄に巻き込まれた。悪の根元は支払い関係を杜撰に対応している某部署だ。勘弁してほしい。私のせいにされそうになったので、とっさにパス!でも皆が皆パスを行うので、もうね、円陣パス状態…。その輪から抜け出すのが大変だった。もうあの部署には関わりたくない。疲れる。

苛々しながら他の建物に行く。帰り道、私の前を歩く大柄な殿方を発見。
あのクマみたいな風貌は紛れもなく当社の社長である。先述の件で「今日はあまり人に関わらないようにしよう」と決めていたので、社長とは適度な距離を保ってその背後を歩いていた。

ふと、彼は停止した。
何?どうした?エンジンが切れたか?

ふらふらと金木犀の木に近づく社長。先日、私が写真に収めたあの木だ。
彼は金木犀に顔を近づけて、その香りを嗅ぎ、うっとりとしていた。
それからまたノソノソと歩き出していく。クマみたいに。

するとまた停止。
今度は何?電池、切れたか?もう花は咲いてないよ?

次に彼が手に取ったのは道端に繁っていた猫じゃらしであった。
そう来たかー!!
星飛雄馬の姉・明子のように、物陰からそっと社長を見守っていた私は驚いた。
なぜならば、彼は猫じゃらしを左右に振り、楽しそうだったからだ。

私の社長は質実剛健な人で、大人しい。
仕事に厳しく、あまり笑わない。非常に真面目な経営者だ。
そんな彼が見せた少年のような様子は、とげとげしていた私の心を優しくさせた。
嗚呼、彼にも少年時代があったんだよなあって。

そういえば、私が花を愛でるようになったのは母の影響だが、社長の影響も多少受けている。
数年前のある日の朝礼で、彼は「道端で知らない花を見かけると、図鑑でその名前を調べている」と言った。
なんて素敵な趣味なのだろうと思った私は、あの日以来、花の名前に興味を持つようになった。
彼が言いたかったのは、「何にでも疑問を持ったものを調べることの重要性」であった。ちょっと本意とはズレてしまったが、彼の言葉は私の中で生きている。
「学ぶ」は「真似る」が語源。
彼の趣味を真似ることでたくさんのことを学べた。

猫じゃらしを振りながら帰宅する彼の背中に、私はそっと感謝をした。

今日の画像は七変化。尾道で撮影したもの。
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インプレッショントレーニング

2010年10月06日 22時50分53秒 | Weblog
「人の印象は0.5秒で決まる」
またまたそんな~。
…半信半疑だった私だったが、セミナー受講後は心から「そうかも!」と思った。

今日は会社帰りに後輩女子Cちゃんと隣の部署のKちゃんと一緒に、インプレッショントレーニングのセミナーに行った。
面白そうだし無料だし、そんな理由で。
これが思いのほか良い内容だった。

手鏡持参とのこと。
今年の誕生日プレゼントでもらったクマの鏡を持って行った。
客の入りはけっこう多かった。
講師は40代の女性。
テレビ番組に出演し、著書もある。
インプレッショントレーナーではけっこう有名な人らしい。

まずはモニターに映し出された2枚の写真を見させられた。
「どちらの人にサービスを受けたいか?」と問われる。
Aさん…むすっとした人
Bさん…輝いている人
Aはインプレッショントレーニング前、Bはその後。
同一人物だと知り驚いた、凄い変貌ぶりであった。
ここで、ちょっとしたコツで第一印象を変えるインプレッショントレーニングの重要性を我々は見せ付けられた。
あのオバマ大統領もインプレッショントレーニングをしたおかげで当選したらしい。

☆表情
頬の筋肉が凝り固まっていると笑顔が優れない。頬を手で100回叩き、顎から頬にかけて強くマッサージ(ここらへんは造顔マッサージに似ている)。口元も指で揉み解す。で、笑ってみると、鏡に映っている顔は今までの自分の顔じゃないって驚くほどの変貌っぷり!ホウレイ皺も消えてるし!すげ~。

☆目ヂカラアップ
眉に沿ってマッサージ。コレが痛い!最後は目を目を瞑って両方のこめかみに引っ張り、そのまま寄り目にして、…パっと開眼。あら不思議!黒目が大きくなっている!驚異の変化に唖然。
後輩女子たちと顔を見合わせてその変化に笑いあった。

☆姿勢は正しく。歩き方は胸から下が足だと思って歩くと綺麗に見える。
手はやや後ろに振るといい(女性)。

☆振り向き方はTSUBAKIのCMの女優たちを見習うべし。

☆口元を隠して目だけで伝える練習。

☆眉は長く描く。横顔は重要。

☆自分が褒められたいことを1分間で多く書くように指示された。
で、隣の人と交換。
CちゃんとKちゃんがペアになったので、私は一人で来ていた隣の若い女性と組んだ。
そして感情を込めて互いを褒める練習。

私が褒められたいこと。
「面白いですね」
「独創的ですね」

そして、
「クマの世話、よくやっていますね」

…見ず知らずのその女性はびっくりしていた。
「え!クマ、飼っているんですか!?」
だって。
話が長くなるので、「はい、そうなんですよ」と言っておいた。


いや~。
半信半疑で受講したセミナーだったが、本当にためになった。

それに先生のトークが面白かった。
会場は常に爆笑が響き渡っていた。
先生のお話だけでも笑顔になれるんじゃなかろうかってなほどに。


帰りに3人で感想を述べ合いながら駅まで歩いた。
心なしか、3人の歩き方がTSUBAKIのCM女優みたいだったのはここだけのヒミツ。




Shiseido TSUBAKI Shampoo CM in April 2007




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金木犀

2010年10月05日 22時07分29秒 | Weblog
この時期、道を歩いていると甘い香りが鼻を掠めることがある。
香りの主はこの花、金木犀。

会社に隣接する公園から、今年もこの香りが漂い始めた。
嬉しくなって、昼休みの公園でパチリ★
この香りを嗅ぐと懐かしい気持ちになる。
別に思い出はないのだが。よく見ると、粒羅で可愛い花だ。

今日は午後から後輩女子Cちゃんと一緒に社内の什器備品を数えた。
半期に一度の棚卸し業務である。
電話、机、椅子、ホワイトボード、ハンガー、キャビネット、その他を二人で数える。
モノの単位はいかなる物も「パォーン」。
(「パォーン」2008年10月21日)

まず各自が数を数えて、終了後、数を報告しあう。

「椅子は…205パォーンですか?」

合致していなければもう一度二人で数え直す。
めでたく一致し台帳のそれとも同じ数ならば、「わっどぅどぅ~♪」の舞を二人で踊る(武富士のCMソング「シンクロナイズド・ラヴ」の空耳バージョン)。
前回の棚卸では、リオのカーニバルを再現していた。「ピ~ッ」って。

どうせやるならば楽しく。
でもしっかり数えるのが我々のポリシー。

二人で他の建物の備品を数えに行くときに先述の公園の前を通過した。
道沿いにある金木犀の木の梺、「わ~いい香りですね~」と花に顔を近づける彼女の横顔は、本当に可憐であった。

…にも関わらず、「わっどぅどぅ~♪」の舞を一緒に踊ってくれる。
可愛くて優しい子なのである。

あとは我が部署の什器を数えるのみ。
また「わっどぅどぅ~♪」の舞を踊れます様に。

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シナプスによって運ばれた、あの街の匂い

2010年10月04日 22時14分16秒 | Weblog
一瞬、ニューヨークの匂いが脳内で蘇った。
他の建物に書類を渡しにいくときに、FedExのトラックを見かけた。
あの街ではやたら見掛けたFedExのトラックだ。


ジョン・F・ケネディ国際空港からホテルに向かう途中。
夕方5時の高速道路は所々で渋滞していた。
日はまだ残っていて、遠くに霞む摩天楼を浮かび上がらせていた。

時差ぼけで半分意識が無い助手席の私に、運転手のSさんは前を走っているFedExのトラックを指差して言った。
「あのロゴマークの意味をご存知でしょうか?」
と。

FedExね。
たまに会社の前に止まっているよね、あのトラック。
物流大手の会社だよね。たしか。
え?
その意味?
FedExはFedExでしょ?
どう見てもFedEx。

「よく見て下さい。見えますでしょ?矢印が」



あ…!
Eとxの間に矢印がある!
「ルビンの壺」みたいに。

この矢印にはFedExの2つの売りであるスピードと正確さを表現しているとのこと。
感心している私の反応が面白かったのか、彼は他にもニューヨークのヒミツを教えてくれた。

日常のふとした瞬間に、彼が教えてくれたことや、あの街で見たもの聞いたものなどの匂いを感じることがある。
脳内にあるシナプスという流通ルートに乗って。

今日のようにあの街の匂いを嗅いだ日は、きっとこれからも私はあの街を恋しがるに違いない。
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心のシートベルト

2010年10月04日 22時08分54秒 | Weblog
店舗のスタッフからは毎日のように制服の交換申請書が上がってくる。
今日、平均着用年数の半分の月日しか着用していないのに申請書を出してきた人がいた(台帳で管理しているので、いつ誰に送付したか分かる)。
交換してもらう気満々だったのだろうか、破損した制服まで送られてきた。
ジャケットの前の部分が擦り切れている。吉熊上司の指示のもと、電話で「どうしたら短期間でこんなふうになるのか」ということを確認。

のっけから、
「破けたんだから仕方ないじゃないですか」
と言われた。
こういう時に頭ごなしに注意すると切れてしまう人がいる。
たまに、いる。
慎重にならなければならない。

「私さー、デブだからさー、ケースの縁にお腹が当たっちゃうのよぉー。だからここだけいつも擦り切れちゃうワケ。あっはっは」
と自虐的に攻めてきて、ついには
「太っている私がいけないんだわよね…」
って、泣き落としかよ!?
擦りきれた制服をそのまま着てもらうわけにもいかず、制服はまた送りますから大切に着てくださいね、と懇願しておいた。
すると手のひらを返したかのように、
「この制服の生地、弱いのよね。正直」
とアドバイスをしてくる始末。

何なんだ?
何なんだよぉ~ッ!

うぉぉぉ~!
ドラマ「もう誰も愛さない」の吉田栄作状態寸前。


帰りに母ヨーコたんに電話。今日一日を報連相。

父が昨日、呟いていたそうだ。
なんでも、妹・芋子の入った後の風呂場の桶はきちんと伏せてあるんだそうな。
私の入った後の風呂場は使用したタオルはだらりんと干してあり、桶もそのまんまというような惨状だと。

「芋子は躾がなってる」
と言っていたそうだ。

それを聞いて激しく動揺してしまった。
昔からそう。
私は出来の良い妹に比べられていた。
学芸会だって芋子はいつも主役でスタアだったのに、私はいつもその他大勢。
成績も芋子が上だった。
無愛想な私と違い、芋子は空気を読めるし利発であるし、色白だし、なんてったって酒が強い。

私なんて。
私なんて…。

まるで思春期時代の自分に回帰したかのように、ひどく苛つ。
たかが風呂桶ひとつでガタガタ言ってんなよ、うるせーな、と心の中で生まれた呟きを煙にしてボーボーと吐き出す。

「だらしがないのは、ママとパパが私を作ったときに『だらし』というプログラムを怠り、組み込まなかったからだからね」
と母に言った(『だらし』のプログラミングって何だよ?)。

後になって、私のこの一連の気持ちの変化や考え方って、先述の制服のスタッフと似ていることに気づき、ぞっとした。

嫌だわ。私ったら。
気持ちを切り替えて「本音を言ってくれるのは親だけだしなあ」と、優しい気持ちになる。

情緒が安定しない。
季節の変わり目という乱気流に突入したみたいなので、心のシートベルトをきちんと締めなければ。

カチャッ。
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映画「悪人」

2010年10月03日 22時49分08秒 | Weblog
映画「悪人」を観た。
予想以上に良かった。


以下、ネタバレあり。

祐一は親の愛を知らず、祖父母に育てられ、友人も恋人もなかった。
長崎の港町で土木作業員をしながら祖父母の介護までしている。
髪は根元が黒くなった金髪。
唯一の趣味は車で、愛車はスカイラインGT-R(R33型)。

その祐一とケータイの出会い系サイトで知り合ったのが、本気で出会いを求める独身の光代(佐賀の紳士服量販店勤務)。
小学校から高校、そして勤務先まで国道沿い。

二人は佐賀駅で待ち合わせをし、出会ったその日にホテルへ行く。
刹那的で激しい情交。

祐一は光代に告白する。
自分が数日前、ある女性を殺してしまったことを。
自首しかける祐一を失いたくない光代は彼を引き止め、そして二人だけの逃避行を始める。

愚かしいといえばそうだが、でも誰が彼らを止められようか。
出会いは突然にやってくる。
それに流されても仕方が無いよね?と思わせるほど、キャストの演技力が高かった。
そして風景も。
二人が隠れるあの灯台「大瀬崎灯台」は良かった。
海原が広がる灯台は、「もうこの先、逃げられる場所は無い」という切羽詰った感じの心象とも取れるし、また「広がり」という逆のイメージにも取れる。

本作品のテーマは「殺人という悪を犯した祐一は、本当に悪人だったのか」であるが、観てから3時間経った今でもよく分からない。
なんとなくわかるのは、どんな犯罪にもその時の状況や、育った環境などによって培われた人格、そして自暴自棄の感情などという「理由」があるのではないか、と。
強いて言えば、人間一人一人にある「悪意」が「悪」なのではないか、と。

祐一が殺めてしまった女性は典型的な「スイーツ(笑)」で、私が一番嫌いなタイプの女子である。同情の余地は全くない。出会い系サイトで知り合った男性から金を巻き上げて性行為をするという不純な女で、合コンで知り合った裕福な大学生には猛烈アタック(ウザいほど)をするくせに、出会い系サイトで知り合った祐一には冷たく当たる。祐一の目の前で約束を破棄し、他の男の車に乗り込み、ウザがられて山道で蹴り捨てられる。車で後を着けてきた祐一が心配するとプライドが許せないのか、ひどく逆上。「拉致られたって、レイプされたって言うてやる!」と叫ぶ女の首を祐一は絞めてしまう。このシーンで「ざまあ。やっちまええ!!!!」と思ってしまったのは、私の中に潜む「悪」なんだろう、きっと。

あんな女子でも父親にとっては可愛い娘。
父親役の柄本明、素晴らしかった。
「あんた、大切な人はおるね?」の台詞がこの映画で一番印象的だった。


深津絵里は本作品で第34回モントリオール世界映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した。
全てを包み込むような包容力を最大限に表現していた。また、いじらしい演技が涙を誘った。
映画「(ハル)」(1996年)でパソコン通信(懐かしい!)を通し、恋愛感情へとシフトしていく主人公を演じた深津絵里。その彼女が本作品では出会い系サイトで知り合った男性と逃避行をする。逃亡中の彼女の上着は赤いジャケット。「(ハル)」の中でも彼女は赤いワンピースを着ていた。ついあの作品を思い出しながら観てしまった。
あれから14年も経過するのに全然老けていなくて驚いた。

私に心象を理解する力量がないのか、余計なシーンがいくばかりかあったように思う。
しかし、色々と考えさせられる映画だった。

「おくりびと」の時もそうだったのだが、「この映画の音楽、いい!」と思うと大抵は久石譲で、今回もそうだった。

映画 『悪人』 予告編 プロモ映像


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曼珠沙華2

2010年10月02日 22時50分43秒 | Weblog
「また曼珠沙華?」
と宣う吉熊を説き伏せてまた日高の巾着田に行ってきた。先週、あまりにも天気が悪かったので内心「来週、リベンジしよう」と思っていたのである。そしてコメントをくださった方のブログにあった晴れた日の曼珠沙華があまりにも美しくて、決意は願いになり、願いは今日の天気をもたらした。
よくもまあ…と驚く人も多いと思う。自分だって1時間半もかけてよく行くなあと思うもの。
でも、こんなに美しいのだから仕方がない。満開!



今日の一枚


光が当たる部分とそうでない部分の花の色の違いが面白い。その位置も時間と共に変化する。また夕暮れが近づくにつれて光の質が変化をし、花の色をも変えてしまう。まさに自然のマジック。







薄暗い森の奥。
一筋の光が一部分の花を浮かび上がらせる。舞台の照明のようだ。女優の花は自分の命が僅かだということを知っているかのように精一杯咲いていた。






茎の部分も光を受けると、こんなに鮮やか。


このツンツンした蕊に魅力を感じる。
睫みたい。


濡れているかのように光る。


吉熊もご満悦の様子。


白の曼珠沙華も儚げで好き。



妖艶な曼珠沙華の次は、お隣の秋桜花畑。
嗚呼落ち着く~というのが本音。
一面の赤もいいが、やはり秋桜花の優しい様子が私には合っているような気がする。


花全体で「まったり」という雰囲気を醸し出しているところが好き。






風に揺れながら、まるでお喋りをしているみたい。
クスクス…笑い声が聞こえてきそう。


2週連続で上陸した巾着田。
今週は凄い混み様であったが、行って良かったと思う。
思い残すことはない。満足。
瞼を閉じる度に浮かび上がる赤い花を暫くは楽しもう。



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こんなに小さな体で

2010年10月02日 20時23分32秒 | Weblog
吉熊をまじまじと見つめた。
ドールテラピーというものがあるが、私と吉熊の仲はその関係性以上の濃密な絆で結ばれていると思う。

吉熊とは尾道、京都、松山、弘前、金沢、ニューヨーク、…色んなところに行った。
いつも側にいてくれる、吉熊。
私の思い出の風景の中には、いつも必ず佇んでいる、吉熊。

私の思いが強いのか、ぬいぐるみなのに、吉熊はたまに表情を変える。
私に疚しいことがあると咎める表情をし、私の心が晴れやかだと微笑む。
辛いことを話すと心配そうに私を覗き込む。

吉熊。
こんなに小さな体であなたは7年間、ずっとずっと私を見守っていてくれたんだねえ。
今、改めて、ありがとう。

吉熊。
これからもいつも一緒だよ。
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気まぐれなプレゼント

2010年10月01日 22時50分58秒 | Weblog
今日から社内の某システムが変更になった。
プロジェクトリーダーは我らが吉熊上司。
あんな規模の経費削減、もう今後、うちの会社には起こらないであろう。
それだけ大きなプロジェクトである。
大掛かりな部分では関わっていない私も、急がしそうな吉熊上司の役に立ちたくて、今日は店舗からの質問などその他諸々の対応をしていた。

店舗からの問い合わせの電話が引っ切り無し。
「お疲れ様です。○○店の●です。」
変わった苗字を持つ彼女は、4年前のクリスマス販売応援でお世話になった女子である。
あの時はまだ2年生だった彼女。
その後、地方の店舗に行き、またあの店に戻ってきたみたい。

「あのう。確か4年前のクリスマス応援でお世話になった●さんですか?」
と私が言うと、
「わあ。覚えていてくれて嬉しいです。私も覚えています」
と、ちょっこし盛り上がってしまった。

数年前までは毎年、見知らぬ土地に出向き、クリスマスの前後4日間は販売に勤しんでいた私。
数々の店に行ったが、あの店は特にいい感じの店だった。
店長を筆頭に団結力があり、「みんなで数字を作っていこう」という気が充満していた。
面倒見が良くて優しいお姉さんキャラのスタッフがいて、また「若草物語」のエイミーみたいな新卒もいた。高額商品が売れると、みんなで喜び合うという珍しい店だった。
そうそう、たしか店長がクリスマスケーキを用意していてくれて、SCの休憩所で食べたっけ。

歳末商戦 一日目(2006年12月23日)
メリクマ!クマクマ!(2006年12月24日)
嬉しい!美味しい!大好き!(2006年12月25日)
思い出深き場所(2006年12月26日)



辛く緊張の連続を強いられる販売応援だが、あの年は本当に当たり年だった。
先述の彼女も立派になっちゃって。
私のことを覚えてくれていて、マジ、感激。

電話が多く、経費の締め業務が捗らなかったが、でも心がとても弾んでいた。
嫌なことばかりではない。
たまに神様は気まぐれでこうしたプレゼントをくれるから隅に置けない。
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お好み焼きで晩酌

2010年10月01日 21時15分49秒 | Weblog
金曜日の楽しみは晩酌。
もうね、この為に月曜日から金曜日まで労働しているって感じ。



吉熊、おしんこうに興味津々。


今日はお好み焼き。
こんな記事を目にし、無性にお好み焼きが食べたくなった。
お好み焼きの切り方に地域差、東日本は「ピザ切り」で西日本は「格子切り」。
(2010/09/30 17:38 Written by Narinari.com編集部)


>東京では中心から放射状に切る「ピザ切り」が最も多い(北海道46%、宮城56%、東京46%)のに対し、愛知、大阪、広島、福岡では縦横に一口サイズに切る「格子切り」(愛知52%、大阪47%、広島57%、福岡50%)が最多に。どうやら切り方一つにも、地域差が存在しているようだ。

うん。
うちの実家も放射状に切っていた。
関西だと格子切りなんだ!

関東→皆でつっつく。放射状だと平等が保てる。
関西→一人一枚。平等性は必要ないので格子切り。

ということだろうか。
昨日、そんなことを考えていたら「明日は絶対お好み焼きにしよう!」って固く誓っていた。

スーパーの惣菜コーナーで購入したものだが、大変美味しかった。

さて。
明日から休み。
嬉しいなあ。

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