世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

赤血球としての自分

2010年10月21日 22時48分53秒 | Weblog
午後イチ、稟議書の社長決裁が下りた。今回は前回の決裁日よりだいぶ日にちが経過していたので、「稟議書、まだ決裁下りないの?」という問い合わせが窓口である私にたくさんあった。
社長のサイン入り稟議書をコピーし、待ち焦がれている各部の担当者たちに渡す作業はちょっとだけ快感を伴う。この稟議書というものは社長と社員を繋ぐ文書みたいなもの。「~を買いたいのですがいいですか?」と判断を仰ぐ書類だ。社長がサインしないと担当者は仕事を進めることができない。
私は、肺から各細胞に酸素を送る赤血球の役割を担っているといったところだろうか。

各部から戻り席に着席。一息吐く間もなく、吉熊上司から今回の四半期決算の数字(BS、
PL、その他)をもらう。
実は、今か今かと待ち望んでいた数字。
これで決算書類作成が進む。
夕方から入れ始めたのだが、目がショボショボする…。
当社は定時まで禁煙。鐘と同時に喫煙所へ。煙を吸ったら急に元気になった!復活!その変化に後輩男女も驚き、吉熊上司は苦笑いをしていた。
元気になったところで、数字入力の追い込み。
明日、チェックしよう。



会社はこうやって「生きている」。
社長が会社を生んでから、ずっと。
人間の目標が生きることするならば、会社のそれは会社運営、そして利潤追求だ。
社員一人一人は人体でいうと細胞で、その細胞は各自の担当する仕事をこなしている。

赤血球である私は、ヘモグロビンを活性化させていい仕事ができればいいなと思う。