世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

曼珠沙華2

2010年10月02日 22時50分43秒 | Weblog
「また曼珠沙華?」
と宣う吉熊を説き伏せてまた日高の巾着田に行ってきた。先週、あまりにも天気が悪かったので内心「来週、リベンジしよう」と思っていたのである。そしてコメントをくださった方のブログにあった晴れた日の曼珠沙華があまりにも美しくて、決意は願いになり、願いは今日の天気をもたらした。
よくもまあ…と驚く人も多いと思う。自分だって1時間半もかけてよく行くなあと思うもの。
でも、こんなに美しいのだから仕方がない。満開!



今日の一枚


光が当たる部分とそうでない部分の花の色の違いが面白い。その位置も時間と共に変化する。また夕暮れが近づくにつれて光の質が変化をし、花の色をも変えてしまう。まさに自然のマジック。







薄暗い森の奥。
一筋の光が一部分の花を浮かび上がらせる。舞台の照明のようだ。女優の花は自分の命が僅かだということを知っているかのように精一杯咲いていた。






茎の部分も光を受けると、こんなに鮮やか。


このツンツンした蕊に魅力を感じる。
睫みたい。


濡れているかのように光る。


吉熊もご満悦の様子。


白の曼珠沙華も儚げで好き。



妖艶な曼珠沙華の次は、お隣の秋桜花畑。
嗚呼落ち着く~というのが本音。
一面の赤もいいが、やはり秋桜花の優しい様子が私には合っているような気がする。


花全体で「まったり」という雰囲気を醸し出しているところが好き。






風に揺れながら、まるでお喋りをしているみたい。
クスクス…笑い声が聞こえてきそう。


2週連続で上陸した巾着田。
今週は凄い混み様であったが、行って良かったと思う。
思い残すことはない。満足。
瞼を閉じる度に浮かび上がる赤い花を暫くは楽しもう。



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こんなに小さな体で

2010年10月02日 20時23分32秒 | Weblog
吉熊をまじまじと見つめた。
ドールテラピーというものがあるが、私と吉熊の仲はその関係性以上の濃密な絆で結ばれていると思う。

吉熊とは尾道、京都、松山、弘前、金沢、ニューヨーク、…色んなところに行った。
いつも側にいてくれる、吉熊。
私の思い出の風景の中には、いつも必ず佇んでいる、吉熊。

私の思いが強いのか、ぬいぐるみなのに、吉熊はたまに表情を変える。
私に疚しいことがあると咎める表情をし、私の心が晴れやかだと微笑む。
辛いことを話すと心配そうに私を覗き込む。

吉熊。
こんなに小さな体であなたは7年間、ずっとずっと私を見守っていてくれたんだねえ。
今、改めて、ありがとう。

吉熊。
これからもいつも一緒だよ。
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